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留学編

このプログラムに参加した理由・きっかけは?

中国の薬科大学を卒業する際、このプログラムのことを知りました。富山大学は薬学教育で有名な大学であり、薬剤の開発環境が整っていることは中国にいる時から知っていました。そのような環境下で自分も和漢医薬の研究をしてみたいと思ったのがGPへの参加理由です。また研究室での博士課程の勉強と病院や製薬会社での実務研修の両方ができることも魅力でした。

母国大学と富山大学との学びの違いはありましたか?

富山大学では複数の講師がそれぞれ専門分野の講義を行うスタイルですが、中国の大学では、講義を行う先生はたいてい一人です。幅広い学術情報が得られる富山大学の方式の方が良いですね。また富山大学の研究室では実際の実験を行う前に練習を行いますが、これも中国の大学では経験のないことでした。

プログラム参加により成長を感じる部分はありますか?

公私共に成長したと実感しています。私生活では両親の元を離れて他国で一人暮らしをするのは初めての経験です。勉強の面では先生の指導の元、和漢医薬の研究を始めました。知識を得るだけではなく、研究の技能を高めたり、学んだことを臨床業務に生かしています。

インターンシップ編

インターンシップ先と研修期間、具体的な就業内容を教えてください!

インターンシップ先:
砺波総合病院
研修期間:
2012年11月19日~12月21日、2013年1月7日~2月22日
内容:
病院での実務研修、薬剤の処方、情報収集、薬剤の調合、薬剤師としての研修、漢方の研究。

感銘を受けたことなど、印象に残ったエピソードがあれば教えてください!

インターンシップ先で最も印象に残ったのは、患者様に対する医療スタッフの温かい対応です。診察室で薬剤師が薬の詳しい説明や飲み方の注意点を、患者様の身体を気遣いながら丁寧に説明されている姿がとても印象的でした。もう一つは先進的な日本の医療システムについてです。日本の病院では診療計画表、電子カルテ、処方箋を出す際のバーコード利用など、医療システムの管理体制が大変整備されていることに驚きました。

仕事や就職に対する考え方の変化はありましたか?

私はもともと富山大学を卒業した後も日本で就職や研究を続けるつもりでいました。しかしインターンシップ先で日本の先進的な医療システムを体験したことで、日本で学んだ後に中国にこれらのノウハウを持ち帰り、中国の医療体制を進歩させたいと思うようになりました。

インターンシップ先で身についた力はありましたか?

砺波総合病院のスタッフは皆とても親切で優秀な方ばかりでした。お医者様、薬剤師、看護師の皆さんとのコミュニケーションを通して、日本の病院がどのように動くのか、また院内薬局の運営方法、そして日本の医療システムの全体像を理解できました。スタッフの皆さんを見ていると、自分ももっと上を目指して頑張りたい!と刺激を受けました。

将来の夢や目標について教えてください!

将来は人体の代謝のメカニズムなど臨床応用に関する研究をして、多くの人々の役に立つ薬剤師を目指しています。そしていずれは、中国の医療システムの発展に貢献したいです。

インターンシップ先の先輩の声

指導者からの学生へのメッセージ

富山編(日本)

富山(日本)の魅力は?

自然が美しいところや、日本海に面していて中国や韓国に近いところが良いですね。また富山の人々はとても親切だと思います。大学やインターンシップ先の方々はもちろん、個人的に参加している富山市の民間イベントで知り合った方々も皆さん本当に優しいです。

富山(日本)の好きなものは?

食べ物ではラーメンが大好きで、週に一度は大学の近くのラーメン屋さんに通っています。観光地では立山には何度も足を運びました。雪が積もった立山の光景はとても神秘的です。外出することが好きなので休日には大阪や京都など様々な場所に遊びに行くなど、プライベートも充実しています。

富山(日本)のお気に入りの場所は?

富山にあるショッピングセンターによく行きます。洋服から食品まで幅広い商品が揃っているため、見て回るだけで楽しい場所です。また温泉も好きで、富山の「宇奈月温泉」もお気に入りの場所です。

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