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留学編

このプログラムに参加した理由・きっかけは?

私は韓国の大学で修士課程まで修了し、博士課程への進学を希望していました。その際にGPについての説明を受け、富山大学薬学部の博士課程の「在学中にインターンシップを行える」という点に魅力を感じて参加を決意しました。2社の製薬会社でのインターンシップ経験を通じて、専門分野に関する知識と事務作業などの社会的スキルを同時に身につけることができ、自分の視野を広げるきっかけにもなりました。

母国大学と富山大学との学びの違いはありましたか?

韓国の大学では「食品栄養学」を専攻していたため、薬学に関する専門知識はほぼ無い状態で富山大学薬学部に留学しました。食品栄養学と薬学は関連性が高い学問ではありますが、当然必要な知識や実験内容は異なります。最初の頃は授業を理解するのに苦労しましたが、富山大学には不明点があれば丁寧に教えてくださる先生や共に励まし合える仲間がいます。そのおかげで、今はとても充実した毎日を送ることができています。

プログラム参加により成長を感じる部分はありますか?

今は大学で「免疫学」を勉強しながら、インターンシップ先で薬剤試験などを行っているのですが、留学当初に理解できなかった専門知識が日を重ねるにつれて理解できるようになりました。一つひとつの経験や努力の積み重ねが、直接自分の成長につながるのを実感しています。

インターンシップ編

インターンシップ先と研修期間、具体的な就業内容を教えてください!

インターンシップ先:
テイカ製薬株式会社
研修期間:
2012年10月1日~10月26日
内容:
テイカ製薬の点眼剤の安定性試験を約一ヶ月間行いました。
インターンシップ先:
株式会社廣貫堂
研修期間:
2012年10月29日~12月21日
内容:
錠剤、顆粒剤、丸剤などの製剤開発、製剤の物性試験や分析試験など、様々な業務を幅広く体験させていただいています。現在は品質管理部で製剤の品質管理手法を学んでいます。

感銘を受けたことなど、印象に残ったエピソードがあれば教えてください!

インターンシップ先の皆さんは本当に親切な方ばかりで、私の質問や相談に対しても理解するまで丁寧に説明してくださいます。またテイカ製薬株式会社での研修中には、私の誕生日にケーキまで用意してくださいました。慣れない環境の中でも頑張れているのは、多くの心温かいスタッフの方々のサポートのおかげです。

仕事や就職に対する考え方の変化はありましたか?

インターンシップを経験して企業で働きたいという想いが強くなりました。なぜなら、今まで論文等を読むだけでは理解できなかった専門用語や専門知識が、実際に仕事の中で実物に触れたり実務作業を体験する中で自然と理解できるようになったことから、「現場で働く」ことの充実感や、やりがいを実感したためです。

インターンシップ先で身についた力はありましたか?

インターンシップに参加するまでは、企業について漠然としたイメージしかもっていませんでした。しかし製薬会社での研修を通じて実際に社員さんが行う仕事内容を身をもって体験することで、企業がどのように成り立ち、どのように動いているか、という企業の全体像が掴めました。まだインターンシップの最中ですが、日々の経験がこれからの自分の成長につながると確信しています。

将来の夢や目標について教えてください!

韓国で専攻していた食品栄養学の知識と、富山大学で得た薬学の知識の両方を生かして、機能性食品(サプリメント)関連分野の研究を続けていきたいです。現在研究している食品アレルギーの腸管での神経と免疫との関係を機能性食品分野に結びつけて、疾患予防に役立つ機能性食品の原料を見つけ出すことが目標です。

インターンシップ先の先輩の声

指導者からの学生へのメッセージ

インターンシップ先の先輩の声

指導者からの学生へのメッセージ

富山編(日本)

富山(日本)の魅力は?

自然が美しく、空気や水が綺麗なところが一番の魅力だと思います。お米もとても美味しいです。また魚介類が豊富なところも良いですよね。氷見の魚市場で食べた大きなブリや岩牡蠣は絶品でした。

富山(日本)の好きなものは?

日本の食べ物はどれも好きですが、特に好きなのは煎餅です。富山は、美味しいお米で作った煎餅が有名で、種類もたくさんあります。その中でも黒豆が入っている煎餅が特にお気に入りです。

富山(日本)のお気に入りの場所は?

私は山が好きなので立山がお気に入りです。これまでに2回行く機会があったのですが、地獄谷から白煙が吹き上がる光景は何度見ても圧倒されます。韓国の山も好きですが、立山は韓国の山とはまた違った魅力があります。

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