富山薬窓会 　　

(2015年9月12〜13日)

　私たち第62回あたりの卒業生は５年おきに同窓会を開催しています。今回は９月12日と13日、17名が京都亀岡湯の花温泉松園荘保津川亭に集いました。宴会には、宝塚市在住の的場先生をお招きし卒業以来の再会に心躍りました。乾杯の前にこの５年にお亡くなりになられた恩師の先生、そしてお互い仲良しだった二人の学友に黙祷をささげ、思い出を語り会いました。乾杯の音頭を一番遠方からの参加ということで武君にとってもらい賑々しく開始となりました。的場先生には昭和50年頃からのご自身の思い出を語っていただき、また当時『メルクのお兄さん』とも言われていて、メルクインデックスなる図書の購入話などに記憶が呼び戻され、有機化学実習の思い出話に花を咲かせました。恒例の感謝の気持ちを込めた花束贈呈には薬品製造化学講座に間接的に縁がある武田君にあたってもらいました。参加した同窓生には、在学時の思い出、卒業以来の道のり、近況などを語ってもらい、『へぇー』、『ふむふむ』、『なるほど』など、驚きやら共感やら楽しくかつ有意義なひとときでした。宴会前の部屋での前夜祭、宴会後の後夜祭も過ぎ行く時間も忘れるほど楽しく一日を終えました。二日目は、送迎バスが目的地とは違う場所で私たちを降ろしてしまうというハプニングに見舞われましたが、川添君の機転のおかげでなんとかトロッコ列車に乗車し、嵐山散策を楽しみ散会となりました。次回の同窓会は５年に１回の慣例をやぶり２年後に富山宇奈月温泉にて、そして次々回は５年後のオリンピックイヤーに東京近辺にて開催する予定です。 　　　　　　　　　　（加藤哲夫 記）