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Department of Cancer Cell Biology, University of Toyama

学生募集

薬学部3年生へ(研究室配属に向けて)

 我が研究室は、2011年10月に「
毒性学」から「がん細胞生物学」へと名称変更し、これまで行ってきた ”薬物代謝酵素” の研究に加えて、 ”がん細胞のシグナル伝達” に関する研究をスタートしました。

 21世紀に入るとともに、がん治療法は大きな転換期を迎えています。殺細胞作用のある従来の抗がん剤に代わって、がん細胞固有の性質(細胞増殖を誘導するプロテインキナーゼなどのシグナル伝達分子)を狙い撃ちする ”
がん分子標的薬” の開発が加速度的に進んでいます。我々は、薬学分野からの貢献を目指して、”タンパク質リン酸化”を中心としたがん細胞のシグナル伝達機構の解析や新たな治療標的分子の探索を進めています。

 一方、”
シトクロムP450”を中心とした薬物代謝酵素の遺伝子発現調節機構の研究を通して、代謝酵素活性の変動、さらにはその変動に起因する”薬物間相互作用”や”毒性発現”の予測や回避に役立つ情報を医療の場に還元することを目指しています。

 以上の研究テーマを展開することは、がん細胞の性質や治療法、さらには薬物代謝機構に関する基礎的な知識を得る良い機会であると考えています。治療へ直結することだけでなく、細胞が持っている巧妙な仕組みを解き明かすことに興味を持っている学生さんを歓迎します。