お知らせ

 

ご挨拶

 

富山大学薬学部創立120周年記念事業へのご協力のお願い

 

 日頃より、富山大学薬学部の教育・研究活動に対する、ご理解とご支援に感謝申し上げます。

 

 富山大学薬学部は、1893年(明治26年)に設立された共立富山薬学校を起源とし、平成25年に創立120周年を迎えます。富山大学薬学部では、「富山の売薬」にはじまる300年以上の伝統をもつ「くすりの富山」の伝統を受け継ぎ、我が国の薬学研究の発展を担うとともに、薬学研究者・技術者と豊かな医療理念を具えた薬剤師の養成に貢献してまいりました。また、平成18年度の薬学部制度の改革により、薬学科6年制、創薬科学科4年制になりました。これを機会に、幅広い知識と確かな技能を備えた質の高い薬剤師の養成とともに、専門的な薬学の知識と研究技術を身につけた創薬研究者の養成を目指しています。また薬学部では、地域貢献とともに、国際社会への貢献が求められています。

 

 このような時期に、富山大学薬学部が創立120周年を迎えることはきわめて意義深いことだと思います。その節目の年に、薬学部研究棟の耐震改修が完了します。また薬学部では平成22年には、和漢医薬学総合研究所と共同で、文部科学省による大学の世界展開力強化事業:「キャンパス・アジア」中核拠点支援事業に採択されました。アジア諸国から積極的に留学生を受け入れ、特色ある教育を展開しています。

 

 富山大学薬学部では、薬学の新たな時代を迎える中で、教職員と学生が希望と夢をもって前進するため、薬学部創立120周年記念事業会を設立し、記念事業を執り行うことにいたしました。つきましては、厳しい不況の中、誠に恐縮ですが、本記念事業の趣旨にご理解いただき、ご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。                                          

                         平成24年10月吉日

                         富山大学医学薬学教育部

                                今中 常雄