富山大学薬学部創立120周年記念事業へのご協力のお礼

 

                    富山大学薬学部創立120周年記念事業会                                会長 今中常雄

 

 日頃より皆様方には、富山大学薬学部の教育・研究活動に対する、ご理解とご支援をいただき感謝申し上げます。
 ご承知のように、富山大学薬学部は、1893年(明治26年)に設立された共立富山薬学校を起源とし、昨年創立120周年を迎えました。この間薬学部では、我が国の薬学研究の発展を担うとともに、薬学研究者・技術者と豊かな医療理念を具えた薬剤師の養成に貢献してまいりました。一方、薬学部研究棟は竣工から40年近く経ち、耐震性の向上と機能改善のために一昨年10月より改修工事を行い、今年3月に完成いたしました。しかしながら国からの予算措置は限られており、薬学部の教育・研究環境をさらに充実させ、在校生及び同窓生が活発に交流を行えるよう、「薬学部創立120周年記念事業」を企画し、一昨年10月から薬学部研究棟の改修に伴う教育・研究の活性化と環境整備に資する事業に、ご寄附をお願いしてまいりました。
 この間、厳しい経済情勢の中、多くの方々からご寄附と励ましのお手紙をいただき、感謝申し上げます。今年3月末までに、個人(薬窓会会員、教職員、学生後援会会員等)の皆様から1005件、企業から52件、薬窓会卒業年度別の会から2件のご寄附を受け、当初の目標額に達しました。厚くお礼申し上げます。ご寄附につきましては、ご寄附の趣旨に十分に配慮する所存でございます。また本年度は、薬学部120周年記念誌の発行と記念祝賀会(5月30日)を予定しています。今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。