担当講義
薬物動態学特論
授業区分 | 薬科学専攻 | 対象学生 | 薬科学専攻、薬学専攻 1,2年 | 開講学期 | 前期 |
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担当教官 | 細谷健一、久保義行、橋本征也、田口雅登、藤 秀人、辻 泰弘 | ||||
キーワード | ADME、薬物トランスポーター、代謝酵素、相互作用、遺伝子多形 | ||||
一般学習目標 | 受講者は、学部生時代に生物薬剤学等で薬物の吸収・分布・代謝・排泄(ADME)過程を一通り学んだはずであるが、薬物動態学の進歩は目覚しく、日々新たな薬物トランスポーター、代謝酵素やその遺伝子多形が報告されている。本特論においては、最新の薬物吸収機構、薬物の分布・排泄、相互作用に及ぼす薬物トランスポーター及び代謝酵素の役割とその遺伝子多形の臨床的意義など、薬学の修士課程の学生に必須な知識を学ぶ。 | ||||
達成目標 | 最新の薬物体内動態の研究手法やADMEに関与する薬物トランスポーター、代謝酵素の役割を理解できる能力を身につける。より高いレベルの薬学研究者を目指す者にとって必要な薬物動態学の知識を習得する。 | ||||
授業計画 |
講義は次の6項目に関して3または2コマずつ行う。 1)生体関門機構と薬物体内動態(担当:細谷) 2)薬物体内動態の個体差(担当:橋本) 3)生体リズム・薬物間相互作用・遺伝子多型と薬物体内動態(担当:藤) 4)循環器官用薬の体内動態(担当:田口) 5)抗菌薬の薬物動態とPK-PD理論(担当:辻) 6)トランスポーターと薬物体内動態(担当:久保) |
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履修上の注意 | 学部生時代に薬剤学、薬物動態学の講義を一通り学んでいること | ||||
成績評価の方法 | レポート内容、質疑応答、出席日数などを総合的に加味して判断する。 | ||||
教科書・参考書等 | 随時プリント資料を配布する。 |