富山大学のある富山県は、日本のほぼ中央に位置し、日本海に面した中国、韓国等と深い交流があり、大連、上海、ソウルへは国際便が飛んでいます。また、国内の交通のアクセスもよく、東京や大阪へはJRで約3時間です。
富山大学は、富山県のほぼ中央に位置し、8学部、6大学院、1研究所と大学病院を有し、杉谷、五福、高岡の3つのキャンパスから成る総合大学です。約1万人の学生が在籍しています。
また約300名の留学生が在籍しています。
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立山町/雪の大谷 | 南砺市/相倉合掌集落 | 黒部市/黒部峡谷 | 氷見市/雨晴海岸 |
杉谷キャンパスは医薬系キャンパスで、キャンパスには医学部、薬学部、和漢医薬学総合研究所、大学附属病院があり、医学部、薬学部、和漢医薬学総合研究所間での共同研究が活発に行われています。また生命科学先端研究センターがあり、最先端の機器が整備され研究をサポートしています。
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富山大学杉谷キャンパス |
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大学附属病院 | 薬学部附属薬用植物園 | 薬学研究棟および和漢医薬学総合研究所 |
富山大学大学院医学薬学教育部(薬学系)は、医学薬学研究部(薬学系)と和漢医薬学総合研究所の教員が担当し、優れた教育・研究を展開しています。化学系、物理系、生物系の基礎研究を基盤に、「新しい薬を創る」、「薬の新しい働きを知る」、「薬でからだをまもる」、「和漢薬に現代科学のメスを入れる」教育・研究を推進しています。また、臨床薬学に関する教育では附属病院薬剤部のスタッフが加わり高度な薬剤師の養成を目指しています。留学生に関しては、中国、韓国をはじめとしてアジア諸国より過去5年間に38名の学生を受入れて育成しています。
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研究風景 | |
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医薬学図書館 | 実習風景 |
薬業は江戸時代より富山の伝統ある産業の代表であり、『くすりの富山』として、県内には100社におよぶ製薬企業が存在しています。よって富山は、薬に関する研究と薬を創ることを学ぶ最適の場といえます。富山大学では、地域との連携事業「北陸健康クラスター」の一翼を担い、和漢薬等の国際標準づくりを目指していますので、この事業との連携も有意義なものになります。また富山県病院薬剤師会とも連携し、高度な薬剤師の育成にも力を入れています。
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JR富山駅前 「売薬さん像」 |