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薬学科(6年制)

「くすりを使う」スペシャリストを育む
~和漢薬を含めた広範な東西医療分野で活躍する薬剤師などを育成~

薬剤師として高度な学識と職能を得たい、医薬品の研究や臨床開発に携わりたい、医療や保健衛生の分野で社会に貢献したい、薬学科はそんな情熱をもった人材の育成に取り組んでいます。基礎から臨床まで幅広く薬学を学び、さらに医学部教員等による講義や医療現場での実習を通して、チーム医療における薬剤師の使命を学びます。また、大学院でさらに専門的な研鑽を積むこともできます。

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幅広い基礎学力の育成

教養教育を中心に講義・実習等が行われます。理系基盤教育、外国語、人文・社会科学など、豊かな人間性・知性を養うための幅広い知識を学びます。また、「薬学概論」や「医療学入門」により医療人教育を開始します。

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自然科学と基礎薬学の能力を育成

物理・化学・生物系の基礎自然科学と医療薬学の講義科目と実験実習を実施し、薬学に対する知的好奇心を養います。また、専門教育として「薬学英語」「専門英語」を実施し、英語力向上を行います。

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臨床薬学の実践的能力を育成

臨床薬学分野の講義科目と臨床前実習に取り組みます。薬学共用試験に合格すれば、薬局と病院での臨床実務実習をそれぞれ11週間(合わせて22週間)行います。また、研究室に配属され、「卒業研究」を実施します。

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研究能力の育成

前学期は「卒業研究」に専念し、論理的思考力や問題解決能力を育成します。また、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の向上を目指します。後学期は6年間の学習を総合的に復習し、薬剤師国家試験に挑みます。

主な専門教育科目

病態薬物治療学(3-4年次)

個々の患者に適した治療を行うために、疾病による症状や検査所見の変化を知りその機序と経過を理解した上で、代表的な疾患に対する薬物治療の臨床応用について学びます。

臨床前実習(4年次)

実務実習に先立って、調剤および製剤、服薬指導などの薬剤師職務に必要な基本的知識、技能、態度を修得します。

臨床実務実習(5年次)

本学附属病院を含む富山県内の病院や地域薬局で5.5か月の臨床薬学実習を行い、薬剤師の業務を学びます。

薬学科6年次生からのメッセージ

富山大学では医学部や和漢医薬学総合研究所との連携により、臨床現場における倫理観やチーム医療の重要性を学んだり、生薬や漢方薬に触れたりすることができます。
薬学科では、3年次後期から研究室に所属し、自分の研究テーマをもとに6年次まで研究を行います。研究室では専門的な知識を身につけることができるので、創薬の視点から薬と向き合うことができる薬剤師を目指すことができます。
4年次後期には、共用試験 (OSCE・CBT) に向けた事前実習が始まり、患者さんへの対応方法や各種薬剤の調剤法を実践と同じ形式で学びます。
富山大学には、実際の調剤室を模擬した錠剤・水剤・散剤・軟膏剤などの調剤台や無菌調剤設備があり、本格的な調剤の練習ができます。また、本学独自のカリキュラムとして、漢方薬やバイタルサイン、薬の飲み合わせについての講義・実習もあります。
共用試験に合格すると5年次からは、薬局や病院において、実際に指導薬剤師のもとで実習を行います。現場で実習を受けることで、理想の薬剤師像に近づくために何が必要なのかを学び、実践していくことができます。

Q&A

共用試験とはどんな試験ですか?

実務実習では、薬剤師免許を持たない学生が調剤や服薬指導を行います。そのため、患者さんの安全や権利などを確保する必要があります。共用試験は薬学生が実務実習を行うために必要かつ十分な基礎的知識や技能・態度を備えているかどうかを評価し保証するもので、全国の大学が共通の試験を行っています。この試験に合格しなければ、実務実習に参加できません。CBT(コンピュータを用いた学科試験)とOSCE(技能や患者に対する態度を客観的に評価する実地試験)の2種類の試験があります。

薬学科を卒業して創薬研究者になれますか?

薬剤師であるからこそ、理解できることもあるでしょう。くすりを使う薬剤師の立場・視点で、くすりを創ることは、とても重要で有益なことです。6年制薬学部を卒業した薬剤師も博士課程に進学し、研究者を目指しています。

薬剤師国家試験

6年間の集大成、国家試験合格に向けて
全力サポートします

新カリキュラム導入後の国家試験における出題傾向として、図表・グラフを読み解くなど考える力や応用力を必要とする問題、薬理と病態・薬物治療の科目間を横断する複合的な問題や、「がん」、「感染症」など代表的疾患に関する理解を問う問題が多く出題されています。すなわち、難易度の高い問題や新たな傾向の問題も相当数、出題されています。そこで薬学科では5年生時から国家試験対策に取り組んでいます。また、国家試験対策講義および模試に対して、学生アンケートで得られた反省点などを踏まえ、より充実した対策が行えるよう努めています。

新卒者の薬剤師国家試験合格状況

第104回
〔2018年度〕
第103回
〔2017年度〕
第102回
〔2016年度〕
第101回
〔2015年度〕
第100回
〔2014年度〕
87.04%
(85.50%)
86.27%
(84.87%)
91.23%
(85.06%)
88.89%
(86.24%)
94.00%
(72.65%)
第104回
〔2018年度〕
87.04%
(85.50%)
第103回
〔2017年度〕
86.27%
(84.87%)
第102回
〔2016年度〕
91.23%
(85.06%)
第101回
〔2015年度〕
88.89%
(86.24%)
第100回
〔2014年度〕
94.00%
(72.65%)

()内の数値は新卒者の全国平均合格率です。

卒業後の進路

  • 病院薬剤師
  • 薬局薬剤師
  • 公務員
  • 研究機関
  • 大学教員 等