講座旅行 in 白馬(2019/8)

令和最初の講座旅行は長野県白馬近郊に、実習等の都合から例年より早い8月23日・24日に行ってきました。この時期の天気は荒れやすく、当日も雨の予報が出ていたことから屋内の施設が中心となりましたが、屋外のアクティビティに勝るとも劣らない充実した2日間を過ごすことができました。

1日目
最初に訪れたのは新潟県糸魚川市にある『フォッサマグナミュージアム』です。生物の知識はあれども地学の知識についてはそれほど…という我々ですが、鉱石の構成元素やその歴史について多角的に説明されており、また実物の宝石や化石の展示はとても見ごたえがあり、大変興味深いミュージアムでした。
昼食を挟んで、味噌づくり体験を行いました。本来であれば体験のみの予定であったのですが、味噌の製造法の解説や食べ比べまで行うことができました。施設の人のやさしさから皆も笑顔になり、楽しく作業を行うことができました。今回作った味噌は3か月ほど熟成させる必要がありますが、今から完成が待ち遠しいです。
その後、白馬村にあるホテルに宿泊しました。ホテルはとてもきれいで、温泉に浸かりながら英気を養いました。そして夜には待ちに待った宴会が行われました。毎年恒例の4年生による芸のパフォーマンスはとても面白く、今年はさらに修士2年の2人による漫才や研究室きっての歌い手たちによるカラオケなどがあり、大いに盛り上がりました。

2日目
2日目は木崎湖にてSUP (スタンドアップパドルボード) を行いました。SUPとは水の上に浮かぶボードに立ち、パドルを使って漕いでいくマリンスポーツです。最初はボード上に立つことすらままならず水に落ちてしまうこともありました。しかし何度か繰り返すうちにコツをつかみ、全員が始まる前よりも上達し、とても楽しんでいました。SUPの後は湖畔でBBQを行いました。皆で協力しながら火おこしや調理を行うことで皆の絆も深まったと思います。SUPで疲れた後に食べる肉や野菜は格別であり、旅の最後にふさわしい時間となりました。
天気が心配であった講座旅行ですが、雨に降られることもなく無事に終わることができました。皆の普段の行いによる賜物かもしれません。これからの研究活動も研究室メンバー一丸となって、味噌が熟成していくように、研究を発展させようと思います。
文責:小松