学会紀行 in 名古屋 (2017/5)

60回日本糖尿病学会年次学術集会に参加して
大学院 博士前期課程年 松澤 崇俊

2017518日〜520日に、名古屋で開催された日本糖尿病学会の年次学術集会に研究室全体で参加しました。糖尿病学分野では日本最大の学会であり、今年で参加二回目となる私は、昨年体験した活気あふれる雰囲気を今年も味わえると思い、ワクワクして参加しました。

学会初日・ヘ博士研究員の小野木さんによる、若手研究奨励賞(YIA)の審査対象となる口演発表を応援しました。長きにわたって努力を積み重ねてきた小野木さんの研究発表は他大学の研究者に引けを取らない素晴らしいものでした。この功績が評価され小野木さんはYIAを受賞されました。おめでとうございます。また、他大学の先生方の発表も興味深いものばかりでした。一日目の夜は学生だけで食事会を行い、学会で学んだことをはじめ、近況報告や雑談など楽しい時間を過ごしました。

二日目には恒枝先生、今さんの口演発表と和田先生、石川さんのポスター発表の応援に行きました。先生方の発表には抑揚があって非常に聞きやすかったことから、スピーチ力の大切さを実感しました。また博士後期課程の先輩方の、質問に対する適切な回答を聞き、日ごろから自分の実験結果に対する考察を深めようと思いました。夜には研究室食事会が開催され、先生方やOBの方々と貴重なお話をさせていただき、非常に有意義な時間となりました。

学会最終日には笹岡先生の教育講演を聞きに行きました。笹岡先生の凄さを改めて実感するとともに、卒業までに多くのことを学ぼうと思いました。最後のポスター発表では渡邊さんが堂々と発表する姿が格好良く、自分も発表する機会が得られるように頑張ろうと小さく意気込みました。

今回の学会を通して、糖尿病研究に対する多くの研究者たちの熱意に触れ、改めて自分たちの実験に熱心に取り組んでいこうと思いました。また、研究室全体で行動を共にすることで、より一層親睦が深まるよい機会となりました。