第59回日本糖尿病学会年次学術集会に参加して
|
博士前期課程 1年 大西 兼悟
|
2016年5月19-21日の3日間、京都で開催された糖尿病学会へと研究室一同で参加しました。何度も訪れたことのある京都ですが、学会で訪れたことは初めてであったので、今までと違う心持ちで会場へと向かいました。
|
 |
学会初日は、大学院博士後期課程の小野木先輩・今先輩の口頭発表に加えて恒枝先生のポスター発表があり、研究室の一同で応援に行きました。恒枝先生の発表はもちろんのこと、博士課程の先輩方も堂々とした発表を行い、質疑応答に対しても的確な返答をしている姿は素晴らしかったです。また初日の特別講演は、「今年の漢字」を書かれていることで知られている、清水寺貫主の森清範先生の講演でした。医療とは異なる分野で活躍されている方の大変興味深い話を聞くことができ、貴重な経験となりました。
|
その日の夜は多くの学生が会場近くの旅館で宿泊していたため、その日に学んだ内容など興味深い講演について話して過ごしました。 |
2日目は、当研究室の発表者がいないこともあって、興味のある発表を聴いて回りました。また空いた時間には企業ブースをめぐり、新薬や治療機器について様々な説明を聴き、見識を深めるとともに市場の大きさを再確認しました。2日目の最後には先生方が研究室食事会を開いて下さり、また関西圏で活躍されておられる多くの先輩方が駆けつけてくれました。先生方や先輩方から研究室の思い出話や研究についてのアドバイスなどを聞くことができ、とても楽しい夜を過ごしました。 |
 |
学会最終日では、笹岡先生の教育講演と大学院博士後期課程の吉田先輩・石川先輩の口演発表がありました。先輩方は大勢の聴衆の前でも堂々した発表をしており、自分も人前で堂々とした発表したいと感じました。また自分の行っている実験に対しての知識を深めることの重要性を再確認しました。これからはより強い意欲で実験に取り組んでいこうと思います。 |
 |
今回の糖尿病学会は京都で開催され、研究室全員で参加しました。そのため、学部学生も大学院生も皆それぞれ自分の学ぶべき事を見つけ、今後の研究室生活を有意義に過ごすモチベーションを得たと思います。また、学会を経て研究室のメンバーとの仲もより深まったと感じます。この経験を糧にして、卒業までに自分の研究が発展するよう頑張っていこうと思える学会でした。 |