講座旅行 in 岐阜(2014/9)
 今年の講座旅行は、研究生活で毎日忙しいみんなに少しでもリフレッシュし、戻ってからの研究生活の糧にしてもらいたいとの思いで、「悠久の大自然を肌で感じ、仲間と語らう」をテーマに企画しました。

一日目
 行きはひるがの高原SAで一度休憩し、奥美濃へ向かいました。
お昼は海鮮とお肉を囲んでバーベキュー。
いい匂いに誘われてきたのか子猫がひょっこり遊びに来て、みんなの心もほっこり温めてくれました。
 午後からは、川へ移動しシャワークライミングを体験しました。シャワークライミングとは頭から水しぶきを浴びて滝を登る爽快なアウトドアレジャーです。まず、川に入って聞こえた声は「キャー冷たい!!」という女の子の悲鳴。そう、長良川は日本三大清流の一つで、伏流水が水源となっており夏は気温が暑くても川の水は冷たいままなのです。水の勢いに圧倒されながらも、ロープを伝って崖を登り終えたときは達成感でいっぱいでした。無邪気な研究室メンバーはまるで童心に返っていたようでした。流れにダイブしたりウォタースライダーを楽しんだりする非日常的なツアーに開放感を味わえたのではないかと思います。

 宿に着いたらまずは温泉。露天風呂に浸かり日々の疲れを癒しました。仲間と肩を並べて温泉に入ると自然とリラックスできてとても気持ちよかったです。夕食は宴会場で、飛騨牛や、鮎の塩焼き、など特産品をお腹いっぱいに食べました。場所を移動し、飲み会では毎年恒例の4年生による催しものが行われました。今年は女子チームと男子チームに分かれて披露してくれました。男子チームは「我が家」のコント。話も面白かったのですが、普段見られない後輩男子の演じる彼女役が妙に女らしく可愛いくて感心してしまいました。
二日目
 大滝鍾乳洞。大滝鍾乳洞は郡上八幡の街並から15分ほどの石灰岩層に生じた断層が地下水によって溶解し拡大されて生成された鍾乳洞です。様々な鍾乳石の造形が見られました。洞窟最深部にある落差30mの滝は地底の滝では日本最大級で、間近で見る滝の迫力は圧巻でした。一日目の筋肉痛で脚や肩が思うように動かず辛そうなメンバーもいる中、洞窟内を颯爽と歩いていた私は、三日目に筋肉痛が来ました…。><

 釣堀では、糸が切れるまで釣り放題!!真剣なまなざしで、自分たちで釣り上げたニジマスの味は、取るのに苦労をした分だけまた格別でした。



 二日目のお昼は、郡上の地味噌を隠し味にした奥美濃カレーを頂きました。ニンニクの効いたガーリックライスカレー、和牛カレー、ガーリックオムカレーの中からそれぞれ注文し食べました。お店の席の関係で、4人席と18人席で分かれてしまったのですが、4人席ではカレーの食べ方について熱い議論が繰り広げられ、カレーを最後まで美味しく食べるには「全がけだ」(ご飯とカレーを分けずに、ご飯の上にカレーをかけること)とう結論に達し満足していました。帰りの配車で車の中がニンニク臭くなりなってしまった方、申し訳ないです…。

 道中や旅先の時間を研究室メンバーと共有することで、より親交を深められた二日間であったと思います。私自身、今回の旅を通して今年で研究室からいなくなってしまうひとつ上の先輩方と同じ部屋になり、一緒にお話する機会が持てて良かったです。私たちの研究室は、年に数回個人的に集まって飲み会をしたりと本当に仲の良い研究室です。これからも、研究室の輪を大事にしていきたいです。
文責:樫村 彩香