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植物機能科学研究室

植物が秘める多様な薬用成分を作り分けるメカニズムを解明する

植物由来の医薬品を安定に供給するためには、その有用物質生産能を活性化すること、また、植物素材の育成を適切な環境下で管理し人為的に制御すること等が求められる。植物機能科学研究室は、優れた物質生産能を有する植物資源を探索・選抜し、分子生物学的あるいは園芸学的手法によって物質生産性や耐病性・耐寒性を賦括・付与し、薬用資源としての植物の資質を顕著に向上させるための研究を行なっている。

【左】有用なジテルペンを生産する熱帯性薬用植物 Scoparia dulcis L.
【中央】カプサイシン高含有トウガラシ(登録品種名:カハットエース、品種登録番号21347)
【右】植物病原菌 Fusarium verticillioides
A;野生株 B-E;病原性欠損変異株

主な研究テーマ

  1. 植物由来の有用天然物生合成酵素の分子生物学的解析

  2. 高い有用物質生産能を示す植物系統の調査・選抜と優良品種の作出

  3. 植物病原菌の病原性発現の分子生物学的解析と植物防御機構の構築

教員紹介

李 貞範イ ジョンボン

講師
学  位
博士(薬学)
研究分野
天然物化学、多糖類、植物二次代謝

山村 良美ヤマムラ ヨシミ

助教
学  位
博士(薬学)
研究分野
植物生理学、植物病理学、植物分子生物学