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病態制御薬理学研究室・臨床薬品作用学研究室

健康長寿に必要な生活の質を高める新規糖尿病治療を創出する

当研究室では、生活習慣病の中で糖尿病に着目して研究を行っています。本邦では糖尿病有病者は1,000万人、糖尿病予備群も1,000万人に上ります。糖尿病を放置すると、腎症・網膜症・神経障害の3大合併症(細小血管障害)が起こるだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞(大血管障害)が増加し、免疫力の低下に伴ってがんも発症し易くなります。最近では、アルツハイマー病やうつ病とも関連することが明らかになってきました。糖尿病は今後益々増加することから、本疾患の適切な対策の必要性が求められています。そこで、「糖尿病および合併症の発症メカニズムの解明とより効果的な治療法の開発」をめざして研究を進めています。

主な研究テーマ

  1. 2型糖尿病の成因とインスリン作用機序の解明を基盤とした新たなインスリン抵抗性改善薬の開発

  2. 脳でのインスリンと視床下部ペプチドによるエネルギー代謝調節機構の解明

  3. 2型糖尿病での認知症とうつのメカニズムの解明と治療法の開発

  4. 女性の妊娠と更年期での耐糖能異常のメカニズムの解明と治療法の開発

教員紹介

笹岡 利安ササオカ トシヤス

教授
学  位
医学博士
研究分野
糖尿病・内分泌

恒枝 宏史ツネキ ヒロシ

教授
学  位
博士(薬学)
研究分野
薬理学

和田 努ワダ ツトム

講師
学  位
医学博士
研究分野
糖尿病、代謝免疫