この度、最先端・次世代研究開発支援プログラムに採択をいただくことができました。

http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/jisedai_kettei.html

研究内容

研究課題名:精神・神経疾患に関連する新規機能分子の生理機能解明と臨床応用への探求

研究者氏名:新田淳美

所属機関:富山大学

研究概要

1)研究の背景

昨今、うつ病のような『こころの病』にかかる人が増えています。日本を含め世界中の研究者が、このような患者さんを治すために、より良いくすりを創ろうと『こころの病』の原因を探しています。

2)研究の目標

『こころの病』の原因を、“生まれついてのもの”と“暮らしのなかでのもの”に分けて探していきます。その結果をもとに『こころの病』を近所のお医者さんで診断できるようにしたり、新しいくすりを創ることが目標です。

3)研究の特色

『こころの病』の症状を【動物の行動の変化】、【脳の活動状態の変化】および【神経の形状の変化】として調べていきます。さらに専門の医師とも協力して『こころの病』の原因になると考えられるものと患者さんの症状の関係についても調べていきます。このように、さまざまなものを対象として多くの手法を用いて多面的な視点で研究を進めるところが特色です。

4)将来的に期待される効果や応用分野

『こころの病』は、早く見つけることができれば、早く治る可能性が大きくなります。その結果、学校や会社を休む期間も短くなるでしょう。さらに新しいくすりを創ることが出来れば『こころの病』に苦しむ患者さんや家族の方々を救うことができます。

 

研究内容PDF

http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/jisedai/kenkyugaiyo_life3.pdf#page=3

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