免疫を理解し、免疫を設計する
ー 強く長く続く免疫をつくるために ー
私たちの研究室では、感染症やがんから体を守る「強く長期間持続する免疫」がどのように作られるのかを研究しています。特に、免疫応答の中心的役割を担う T 細胞や B 細胞に注目し、受容体シグナルがどのように統合され、免疫応答の強さや質が制御されるかを研究しています。
一つ目の研究の柱は、人工タンパク質を用いた新しい免疫制御法の開発です。補助刺激分子やサイトカインを組み合わせた人工タンパク質を設計し、強力で持続的な免疫応答を誘導するための新しい研究ツールや免疫制御技術の創出を目指しています。
二つ目の研究の柱は、細胞内アダプター分子 TRAF5 による免疫シグナル制御機構の解明です。TRAF5 が複数の受容体シグナルをどのように統合し、免疫応答の強さや質を調節するのかを研究しています。
私たちは、免疫システムの基本原理を理解するとともに、その知見を活用して将来のがん免疫療法やワクチン開発につながる新しい免疫制御技術の創出を目指しています。
主な研究テーマ
-
免疫を設計する:人工タンパク質を用いた免疫シグナル制御の研究
-
免疫を理解する:TRAF5 による免疫シグナル制御機構の解明