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分子合成化学研究室

『環境』と『創薬』に有機化学でチャレンジ

薬学の使命は、人々の健康を守ることにあり、私たちは病気になりにくい『環境』作りと病気になった人のための薬創り(『創薬』)の2つの面から、その使命を果たしたいと思っています。

1) 環境
私たちはさまざまな化学物質の恩恵を受けていますが、その生産段階において環境に負荷を与える有機合成反応を用いています。それゆえ、環境にやさしい化学反応(環境調和型反応)の開発が求められています。私たちは環境調和型反応の開発を目指し、新しい概念を導入して、多機能有機触媒の創製を行なっています。
2) 創薬
薬学研究者の夢の一つは何と言っても薬を創り出すことでしょう。特に有機化学者は、薬の本体の化合物そのものを創り出すことができるので、「自分が創った」という満足感が大きいように思います。そのために、生物活性天然物の全合成研究を行なって、有機化合物を合成する力を養っていきます。また、生理活性物質、特にスフィンゴ脂質関連化合物や種々の生理活性物質の含フッ素類縁体の医薬化学的研究を行ない、新薬開発の可能性を追求しています。

主な研究テーマ

  1. 環境調和型有機合成反応の開発

  2. 生物活性天然物の全合成

  3. 生理活性化合物の医薬化学的研究

教員紹介

矢倉 隆之ヤクラ タカユキ

教授
学  位
薬学博士
研究分野
有機合成化学、生体分子化学

沖津 貴志オキツ タカシ

准教授
学  位
博士(薬学)
研究分野
有機合成化学

笠間 建吾カサマ ケンゴ

助教
学  位
博士(薬学)
研究分野
有機合成化学