富山大学薬学部附属薬用植物園
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Experimental Station for Medicinal Plant Research
概要
位置 東経137°08′52″
北緯 36°40′43″
標高72.64m
面積 13,334㎡(4,034坪)
建物 研究棟(2階建)延べ401㎡
温室(ボイラー室)200㎡
温室(パーム室)90㎡
作業管理棟160㎡
トラクター車庫・倉庫79.2㎡
概況
現在の保有植物の総数(2009年現在)は,品種を含め2003種である。内訳は羊歯植物16科27属34種,種子植物186科919属1969種(裸子植物12科18属33種,離弁花植物113科464属1021種,合弁花植物37科253属516種,単子葉植物24科184属399種)である。これらの植物は標本見本区,水生植物区,樹木区,温室,パーム室等に栽培され,維持管理されている.
標本見本区には名札を付した約330種の薬用植物が維持管理され,教育実習に活かされている.
水生植物区は数段の水槽からなり,それぞれの植物に適した水深になるよう工夫し水位を調節しており,水温の上昇と藻の発生を抑えるため循環装置が設置されている。
樹木区はキハダの林および約200種の薬木からなり,日陰を好む植物を下草に配植し,自然に近い条件下で維持管理されている.
温室とパーム室には,主に東南アジアおよび南米パラグアイ産の薬草および樹木が約610種(一部園芸品種を含む)保存管理されており,パーム室では植物を地植え管理している.冬季は最低室温15度以上を保つように暖房設備が作動する.
これらの他に苗圃区,実験圃場区および竹林を有し,実験圃場では栽培試験や育種の基礎試験が行われている.