薬学部オープンキャンパス2026

「薬学部ってどんなところかな?」「研究者になれるのかな?」「大学の先生は、どんな"夢"に自分の一生をかけようとしているんだろう?」あなたの将来の進路を決定する際の助けになるように、また薬学部を正確に知ってもらうために『薬学部オープンキャンパス2026』を開催します。

お知らせ

臨時バスの運行ダイヤを掲載しました
オープンキャンパス特設サイトを公開しました(随時更新します)

開催概要

開催日:7月12日(日)

場所:
杉谷キャンパス 各会場
対象:
高校生及び同伴者(高校生1名につき同伴者1名の参加が可能です)
実施内容:

Aコース(実験体験)…高校生定員:138名(同伴者含め276名)

Bコース(研究室紹介、キャンパスツアー)…高校生定員:270名(同伴者含め540名)

Aコース:実験体験
Bコース:研究室紹介
申込方法:
申込専用サイトからの予約制(先着順)

A・Bコースの申込開始日が異なりますのでご注意ください。

注意事項:
  • 参加者および同伴者は、指定された会場で、案内に従って着席してください。
  • エアコンの具合によっては寒暖の差がありますので、体温調節しやすい服装でお越しください。
  • 富山大学附属病院への立入りはご遠慮願います。
  • 開催中、ホームページへの掲載等を目的とした写真の撮影を行いますことをご了承願います。

11時~13時30分まで、福利棟の生協食堂 (1階)及び売店(2階)がオープンします。

Bコース参加者とA・Bコースの同伴者は、生協食堂をご利用いただけます(限定メニューのみ)。

【Aコース】実験体験

研究室で行っている高度な実験を実際に体験できるコースです。

13研究室(各定員:約10名)のプログラムから1つ選択して参加できます。
同伴者の方は、実験体験には参加できません。

タイムテーブル

時間 内容 場所
9:30~10:00 受付 日医工オーディトリアム
10:00~10:30 挨拶・講義(学部長)
10:30~10:40 入試案内等(杉谷学務課)
10:45~16:30 高校生 実験体験

各研究室で昼食(必ず昼食を持参してください)

各研究室

同伴者

  • 10:45~11:15 質疑応答
  • 12:20~14:30 Bコースの研究室紹介を遠隔視聴可能
  • 14:45~16:30 薬学部紹介等の動画を視聴可能

生協食堂をご利用いただけます。

日医工オーディトリアム

16:30頃 集合・解散 日医工オーディトリアム

実験体験プログラム一覧

1生体界面化学

くすりを運ぶマイクロカプセルをつくってみよう

近年、材料を微細に加工・操作するナノテクノロジーを利用した医薬品の開発が注目されています。本テーマでは、薬物を体内で効果的に送達するためのマイクロカプセルとして医薬品や化粧品に用いられているリポソームと呼ばれる脂質分子でできた微粒子について説明します。リポソームの作製法や、微粒子の大きさや形状の測定・観察、薬物の封入実験などを通じて、医薬品開発研究に使われるナノテクノロジーを体験してみましょう。

2薬物生理学

消化管における膜タンパク質の働きをみてみよう!

消化管(胃や腸)は、ストレスの影響を最も受けやすい臓器の一つであり、ストレスにより胃潰瘍や下痢など様々な消化管疾患が発症します。今回は(1)胃酸分泌酵素の働きをピペットや試薬を使って観る、(2)細胞を顕微鏡で覗きながら、イオンを運ぶタンパク質の働きを電流として観測するなど、消化管のミクロの世界について学んでみましょう。

3分子合成化学

くすりをつくろう!

コロナ禍でよく耳にした「アセトアミノフェン」というくすり(解熱剤)を作ってみましょう。アセトアミノフェンは、どのような形(構造)をしていて、どのようにして作られるのでしょうか。今日は、実際にアセトアミノフェンを合成して、創薬に欠かせない「有機化学」という学問を覗いてみましょう。化学薬品を混ぜ合わせると、どのような反応が起こって、どのように変化して、アセトアミノフェンになるのでしょう?

4分子細胞機能学

目に見えないヒーロー!?
抗体とB細胞を「見える化」してみよう!

抗体はB細胞から作られ、ウイルスなどから体を守る重要な働きをしています。でも、その大きさはとても小さく、普段は直接見ることができません。本テーマでは、特別な試薬を使い、1個のB細胞が作る抗体を「点」として可視化します(ELISpot法)。自分たちの体を守る細胞のすごさを、あなたの目で確かめてみませんか?

5分子神経生物学

遺伝子と可視化技術で知ろう記憶の基本ユニット

記憶の基本ユニットの代表選手は、脳にある神経細胞です。神経細胞は複雑な「かたち(形態)」をしており、形態異常が脳の病気の原因とも考えられています。したがって、かたちが変化する仕組みを知ることは非常に重要な研究のひとつです。みなさんには、蛍光顕微鏡を使って、蛍光タンパク質によって光る神経細胞を観察して、「かたち」を眼で見て知ってもらうとともに、遺伝子レベルの解析(塩基配列の決定)を行ってもらいます。

6がん細胞生物学

がんと薬の戦いをみてみよう!

がん細胞は正常細胞とちがってなぜ無秩序に増えるのか? 近年、その原因となる「がん遺伝子」と呼ばれる司令塔があることがわかってきました。今回は、肺がん細胞の司令塔から発せられる細胞分裂の引き金となる情報をとらえ、それに対する最新の抗がん剤の効果をタンパク質の変化として検出することによって、抗がん剤に関する理解を深め、がん治療の未来を考えます。

7薬剤学

からだの中の薬の動きを調べよう

この実験体験では、フェノールレッドという色のついた薬を実験動物であるラットに投与し、からだの中でどのようにフェノールレッドが動いていくかを観察して頂きます。さらに、痛風患者に処方されるプロベネシドという薬を同時に投与した時に、この動きがどのように変化するかの実験も行い、最近話題の”ポリファーマシー”について実感して頂きます。

8製剤設計学

錠剤を知ろう・作ろう・設計しよう!

錠剤は一見どれも同じように見えますが、全く異なった成分・製法で作られています。例えば、薬の箱には「添加物として◯◯◯を含有する」と記載されています。この添加物の種類や配合比率を薬ごとに調節しないと、良い錠剤を作れません。みなさんには添加物の役割を学び、粉(有効成分と添加物)から錠剤を作製してもらいます。良い錠剤とは何かを考え、錠剤がどのように設計されるか学びましょう。

9実践薬学

薬効・副作用の個人差を解明して治療に活かす

同じ量の薬を服用しても患者さんによって治療効果が異なる場合があります。このような個人差が生じる理由を知り、一人ひとりに合った薬剤投与量で治療できれば、薬物治療の安全性を高めることができます。本テーマでは、ヒトの肝臓にある薬物代謝酵素の遺伝子タイプを判別する基礎実験を体験して頂きます。また、薬の効果に個人差が生じる幾つかの事例を学びながら、薬の安全性について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

10医療薬学

時間治療を考えよう

食べ物に「旬」があるように、薬にも「使い時(最適な投薬時刻)」があります。薬の最適な投薬タイミングを探す研究を“時間治療や時間薬理学”といいます。この成果は、すでに気管支喘息や脂質異常症(高脂血症)などで用いられています。今回は、薬の投薬時刻の違いで効果が変化することを体験してもらいます。

11臨床薬品作用学

「糖尿病」の未来の治療法を研究する現場を覗いてみよう

生活習慣病の代表である「糖尿病」は、血糖値が高くなることで体に様々な合併症を引き起こす病気です。糖尿病の原因とその薬物治療について知識を広げるために、実験動物(マウス)に薬物を投与し、血糖値が変化する様子を観察してみましょう。また、糖尿病の薬物治療の研究に必要な実験技術を体験してみましょう。さらに、未来の糖尿病治療法の開発に挑戦する研究の世界を覗いてみましょう。

12未病分野(和漢研)

和漢薬はなぜ効くのか?それを調べる方法を学ぶ

和漢薬は経験と知恵から生み出された伝統薬です。現在、西洋薬と伝統薬の併用が求められています。では、未来の薬学研究者である皆さんは、どのように和漢薬の研究を行っていけば良いのでしょうか?本日は、以下の4つの体験をしていただきます。(1)和漢薬を作る、(2)和漢薬を細胞に作用させる、(3)和漢薬をショウジョウバエに飲ませる、(4)和漢薬を最新の顕微鏡で観察する。研究を楽しみましょう!

13複雑系解析分野(和漢研)

生活習慣病の謎を解き明かす分子生物学実験

生活習慣病は食生活の乱れが発端となり、栄養代謝を制御する遺伝子発現変化とともに機能が損なわれることで発症します。生活習慣病の状態で生じる体の中の栄養代謝に関連する変化(血液成分、病理組織、遺伝子発現など)を解析することで、病態形成のメカニズムを分子レベルで解析しています。今回、大学研究室で行っている最新の研究手法を実際に体験し、生活習慣病の発症メカニズムについて理解を深めてもらいます。

【Bコース】研究室紹介、キャンパスツアー

各研究室で行っている様々な研究等について知ることができるコースです。

3会場に分かれ、6研究室の紹介(各15分程度)終了後、キャンパスツアーを行います。
同伴者の方は、キャンパスツアーに参加できません。

タイムテーブル

時間 / 会場

第1グループ
[大講義室]
高校生定員:150名
(同伴者含む300名程度)

第2グループ
[202講義室]
高校生定員:60名
(同伴者含む120名程度)

第3グループ
[303講義室]
高校生定員:60名
(同伴者含む120名程度)

11:30~ 11:30~ 受付
11:50~ 11:50~ 受付
12:00~12:20 学部・入試紹介 12:10~ 受付
12:20~12:40 1 生体認識化学 学部・入試紹介
12:40~13:00 2 医薬AI・データ科学、数理医薬評価学 1 生体認識化学 学部・入試紹介
13:00~13:20 3 薬品製造学 2 医薬AI・データ科学、数理医薬評価学 1 生体認識化学
13:20~13:30

- 休憩(10分)-

13:30~13:50 4 遺伝情報制御学 3 薬品製造学 2 医薬AI・データ科学、数理医薬評価学
13:50~14:10 5 薬物治療学 4 遺伝情報制御学 3 薬品製造学
14:10~14:30 6 和漢医薬学総合研究所 5 薬物治療学 4 遺伝情報制御学
14:30~14:40

- 休憩(10分)-

14:40~15:00 14:40~15:30
キャンパスツアー
6 和漢医薬学総合研究所 5 薬物治療学
15:00~15:20 15:10~16:00
キャンパスツアー
6 和漢医薬学総合研究所
15:30頃 集合・質疑応答・解散

- 休憩(10分)-

  15:40~16:30
キャンパスツアー
16:00頃 集合・質疑応答・解散
 
16:30頃 集合・質疑応答・解散

研究室紹介一覧

1生体認識化学

薬や分子ってどうやって「見る」の?

薬の成分や、体の中ではたらくタンパク質、さまざまな分子は、目には見えないほど小さな、ナノメートル(10億分の1メートル)よりも小さな世界に存在しています。より良い薬や材料を開発していくには、それらを「見る」(分析する)ことが必要です。ではどうやって?混ざったものの中から、目的の分子だけをどうやって見分けるの?新しい薬の開発にもつながるこうした分析技術について、当研究室の研究内容を交えて紹介します。

2医薬AI・データ科学、数理医薬評価学

コンピュータで行う創薬の実験をみてみよう!

計算科学やAIの応用により、医薬品の開発が飛躍的に発展すると期待されます。例えば、新しい薬剤の候補となる物質と、治療標的との結合しやすさの予測に役立つ分子立体構造解析は、近年盛んに研究されている領域です。このように計算機の力を借りれば、人間の手では行えない膨大な量の計算実験や、未発見の薬剤効果の予測などが可能となります。今回は計算機上で行う創薬研究の一端を紹介します。

3薬品製造学

色は分子のメッセージ ― 振ってわかる有機化学の世界

みなさんが普段使っている医薬品の多くは、炭素(C)や⽔素(H)、窒素(N)、酸素(O)などを組み合わせた「有機化合物」からできています。そして、有機化合物が示す薬効をはじめとした様々な性質は、分子構造(分子のかたち)によって大きく変化します。今回は有機化合物の「⾊」の性質に着⽬し、有機化合物における分⼦構造の⼤切さについて、研究室の紹介を交えながら説明します。

4遺伝情報制御学

生命の設計図・遺伝情報の読み方と創薬

私たちの体は、親から受け継いだACGTの四文字で書かれた生命の設計図(遺伝情報)に基づいて作られています。設計図に書かれた情報を正しく読み出すこと(遺伝情報発現制御)は日々の生命活動の基本であり、適切に読み出すことできない場合は病気の原因となります。私たちは、遺伝情報発現のしくみを、分子・細胞レベルで研究し、創薬や医療の発展に貢献することを目指しています。

5薬物治療学

見てわかる!脳で効くクスリ

私たちの研究室では、脳内の神経細胞(ニューロン)の研究を通じて精神疾患や神経変性疾患の新しい治療薬開発を目指しています。脳では電気信号と神経伝達物質によってニューロン同士が情報を伝達しますが、この過程が障害されると精神疾患が生じます。本コースでは、特に不安症に着目し、マウスの不安様行動を評価する「高架式十字迷路試験」を紹介します。果たして「マウスの気持ちは分かるのか?」

6和漢医薬学総合研究所

和漢医薬学総合研究所で研究してみませんか?

和漢医薬学総合研究所(和漢研)は、富山大学に附置された研究所です。和漢研にはユニークでアクティブな研究者が集い、疾患、創薬、資源開発と幅広い分野で独創的な研究が進められています。富山大学薬学部に進学すると、3年生の研究室配属の際に和漢研の研究室を希望することができ卒業研究が行えます。和漢研ってどんなところ? 和漢研ではどんな研究をしているの? 和漢研での学びとは?・・・そんな疑問にお答えします。

申込方法

申込期間

Aコース(実験体験)
6/12(金)17:00 ~ 7/7(火)17:00
Bコース(研究室紹介 他)
6/19(金)17:00 ~ 7/7(火)17:00

申込専用サイトからの事前予約制(先着順)です。電話やメール等での参加申し込みはできません。

申し込みについて

申込登録
  • 下記「富山大学オープンキャンパス2026特設サイト」の申し込みページから新規登録してください。
  • 参加者1名につき、同伴者1名の参加が可能です。(申し込み時に同伴者人数を選択してください。同伴者の別途申し込みは不要です。)
  • Aコース または Bコース のどちらかを選択し、Aコースを希望される方は、参加したいプログラムを1つ選んでください。Bコースを希望される方は、第1~第3グループから1つ選んでください。(コースやプログラムの重複申し込みはできません。)
  • 登録完了後「申込完了メール」が自動返信されますので『@ocans.jp』からのメールについて、受信許可設定をお願いします。(メールアドレスに間違いのないよう登録してください。)

「富山大学オープンキャンパス2026特設サイト」

富山大学オープンキャンパス2026特設サイト

お問い合わせ先

富山大学 杉谷キャンパス
杉谷地区事務部学務課(入試担当)

076-434-7137(平日9:00~17:00)

薬学部マスコットキャラクター

お問い合わせに対する回答や申し込み内容の確認などにおいて、本学からメールをお送りする場合がございますので、メールが受信されるよう、許可設定をお願いします。

アクセス

路線バス

富山大学杉谷キャンパスへは、富山駅から富山大学附属病院行きの路線バスが運行しています。当日は、平常の運行に加え、臨時バスを運行します。

バスの所要時間:約30分、運賃:片道460円(えこまいか利用時410円)

「路線バスの乗り方」

「富山駅南口④番のりば」

《行き》

「富山駅前」④番のりば →「富山大学附属病院」

臨時便(直行)
8:35、8:50、9:50、10:50
平常運行便(休日)
7:15、8:15、9:15、10:15、11:15

路線バス(休日)時刻表

《帰り》

「富山大学附属病院」→「富山駅前」

臨時便(直行)
15:30から17:00まで臨時運行
平常運行便(休日)
15:45、16:45、17:45

路線バス(休日)時刻表

会場案内図

車でお越しの際は、案内図に示す駐車場(無料)をご利用できますが、駐車スペースには限りがございます。(指定の駐車場以外に駐車した場合は、有料となります。)

無料駐車場から会場までは、徒歩で10~15分、バス停から会場までは、徒歩で約5~7分です。

↓画像クリックで拡大します。

杉谷キャンパス会場案内図

会場案内図 [PDF, 878KB]

杉谷キャンパスへのアクセス

よくある質問

オープンキャンパスについて

Q1
申し込みしていなくても参加できますか?
A1
完全予約制のため、参加申し込み専用サイトによる事前申し込みをお願いします。
Q2
どのような服装で行けばよいですか?
A2
服装は自由です。エアコンの具合によっては寒暖の差がありますので、体温調節しやすい服装でお越しください。
Q3
車で行ってもよいですか?
A3
自家用車による来学は可能です。但し、無料駐車場の駐車スペースには限りがございます。
Q4
宿泊施設を紹介していただけますか?
A4
宿泊のご案内はしておりません。下記ホームページをご参照の上、お問い合わせください。
富山市の観光公式サイト「富山市内のお宿」
Q5
入試過去問題はもらえますか?
A5
富山大学のウェブサイト上で過去3年分の入試過去問題を閲覧することができます。詳細は、下記ウェブサイトのページをご覧ください。
過去問題
Q6
オープンキャンパスに参加できない場合、他の日に見学できますか?また、資料はいただけますか?
A6
事前に杉谷地区事務部学務課にお問い合わせください。
杉谷地区事務部学務課 Tel:076-434-7137(平日9:00~17:00)
資料の郵送を希望される場合は、下記ウェブサイトをご参照のうえ、お申し込みください。
入試関連資料の請求
Q7
急に当日欠席する場合や開始時間に遅れそうなときは、どうしたらよいですか?
A7
やむを得ず当日欠席することになった場合や遅刻しそうな場合のご連絡は不要です。
Q8
オープンキャンパスで忘れ物をしたのですが?
A8
忘れ物がある場合は、担当者が保管いたします。以下のお問い合わせ先にご確認ください。
杉谷地区事務部学務課 Tel:076-434-7137

富山大学薬学部について

Q1
薬学科と創薬科学科の違いについて教えてください。
A1
薬学科は6年制で「くすり」をつかうスペシャリスト(薬剤師)を養成しています。創薬科学科は4年制で「くすり」を創るスペシャリスト(創薬研究者)を養成しています。いずれの学科でも、医療に貢献するという意識を強く持った、高度な人材養成を行なっています。
Q2
どのような研究室がありますか?
A2
薬学部では、物理系、化学系、生物系、医薬品系、医療系の研究をおこなっている約20研究室があり、各分野間で相互連携した薬学研究を行なっています。さらに、和漢医薬学総合研究所では資源開発、病態制御、複雑系解析、未病、国際共同研究の各分野12研究室が連携して研究を行っています。詳しい研究内容は薬学部ウェブサイトをご覧ください。
Q3
大学に入学するまでに何を勉強しておいたら良いですか?
A3
「くすり」を創り、理解し、正しく使うためには、物理学、化学、生物学などの広範で多様な学問分野を学ぶ必要があります。また、どのような分野で活躍するにしても、語学力が必要不可欠です。したがって、大学入学後の多様な勉学に備えて、入学までに化学、物理、生物、数学、英語、国語などの幅広い基礎学力を身につけて、苦手な科目を作らないように努めてください。
Q4
富山大学薬学部の特徴は何ですか?
A4
1、2年次には医学部生(医学科、看護学科)と合同で受ける授業がいくつかあり、他の医療系学生との交流ができます。例えば「医療学入門」という授業では、医学科生、看護学科生、薬学科生、創薬科学科生が混成したグループで議論する機会があり、他学科の学生の考えを聞くことができます。また、富山のくすりの歴史を学ぶことができる「富山のくすり学」や、富山県の製薬企業との連携による「製薬企業概論」などにより、「薬都とやま」を実感することができます。さらに、東西医療について学ぶ「東西医薬学」、和漢薬について学ぶ教育プログラム「和漢薬コース」が設置されるなど、富山大学薬学部ならではの魅力的な授業がたくさんあります。
Q5
薬学部ではどのようなことを勉強するのですか?
A5
薬学は、物理学、化学、生物学などの基礎学問が基盤となった上で、薬学独自の衛生化学、薬剤学、薬理学、薬物治療学を学んでいきます。薬学科では、病院や薬局での臨床実習もあります。1年次は教養教育科目や語学の授業が中心となりますが、2年次以降は薬学の専門的な分野について詳しく学びます。また、1~2年生までは様々な分野の実習があり、3年次以降は研究室に配属されて卒業研究も開始され、実験を行う機会が多くあります。
Q6
薬学部は実習や試験・レポートなどでとても忙しく、自分の時間が持てないと聞いたことがあります。本当でしょうか?
A6
薬学部では、国が定めたカリキュラムを網羅した上で大学独自の教育が実施されるため、多くの講義・演習・実習があって、理学部や工学部など、他の理系学部と比較すると忙しいかもしれません。しかし、薬学部学生の多くは、忙しい中でも時間を効率的に使い、勉学とサークルや部活動、アルバイトを両立させており、大学生生活を満喫しています。
Q7
富山大学薬学部の学生は、富山県やその近隣出身者が多いですか?
A7
もちろん、富山県やその近隣の出身者が一定数いますが、入学生は全国から集まってきています。

キャンパスライフについて

Q1
どのような部活やサークルがありますか?
A1
約50種類の運動部や文化部があり、学生は興味のある部活動にそれぞれ所属しています。中には2つ、3つの部活動を掛け持ちしている学生もいます。主に杉谷キャンパスで学んでいる医学科生、看護学科生、薬学部生が合同で活発に活動しています。また、五福キャンパスと合同で活動している部活動もあります。
Q2
富山は住みやすいですか?
A2
富山は四季がはっきりしており、海や山が近いことから海水浴やスキーといった季節のレジャーが楽しめます。また自然も豊かであり、のびのびと勉学に励むことができるのではないかと考えられます。

進路・就職先について

Q1
創薬科学科卒業生の就職先はどのようなところがありますか?薬剤師免許をもっていないので、就職に不利でしょうか?
A1
創薬科学科として学部を卒業した方は、そのまま製薬企業の製造部門等に就職する場合もありますが、ほとんどの卒業生は大学院に進学し、さらに高度な創薬科学を学びます。創薬科学科卒の大学院生(博士前期2年の課程)は製薬企業の研究・開発職などに就職しています。製薬企業等では、新入社員に薬剤師免許取得を必要要件としておらず、むしろ創薬研究を学んだ期間を重視しています。したがって、薬剤師免許を持っていないからといって、就職に不利になることはありません。
Q2
薬学科卒業生は薬剤師以外にどのような職に就けますか?
A2
MRや開発職、生産技術職などとして製薬企業に就職する人や、薬事行政を担う公務員として就職する人もいます。製薬企業等の医薬品製造所では、管理薬剤師の配置が義務付けられています。また、保健所など薬事関係の行政職でも薬剤師が必須です。病院・薬局に限らず、薬剤師には幅広い活躍場所があります。
Q3
製薬企業に就職する場合、薬学部と理学部で何か違いはありますか?
A3
理学部は化学科や生物学科といったように専門的な内容に分かれ、専門分野を深く学びますが、薬学部は専門分野を限定せずに、化学、生物学を含む生命科学に関する幅広い知識を身に付けることができます。特に薬に特化した講義:薬剤学、薬理学、生薬学、薬物動態学、薬学経済学、薬物代謝学などを受講することができ、他学部出身者よりも数歩進んだ、くすりのスペシャリストを目指します。