薬学部オープンキャンパス2023

「薬学部ってどんなところかな?」「研究者になれるのかな?」「大学の先生は、どんな"夢"に自分の一生をかけようとしているんだろう?」あなたの将来の進路を決定する際の助けになるように、また薬学部を正確に知ってもらうために『薬学部オープンキャンパス2023』を開催します。

お知らせ

オープンキャンパス当日の様子を掲載しました。
臨時バスの運行ダイヤを掲載しました
薬学部の申込期間は終了しました
オープンキャンパス特設サイトを公開しました(随時更新します)

オープンキャンパスにご来場ありがとうございました。

猛暑の中での開催でしたが、全国各地から700名近くの方々(同伴者含む)にご参加いただきましてありがとうございました。本年度は、従来行ってきた体験実験コースを復活させ、コロナ禍で新たに開始した研究紹介コースとのハイブリッド形式で実施しました。両コースとも、皆さんの真剣な眼差しが印象的でした。『薬学の魅力を伝えたい!』、そんな富山大学薬学部関係者全員の熱いハートが参加された方々に少しでも伝わったのであれば幸いです。パンデミックを経験し、医療分野への関心が高まっている中での受験となりますが、このオープンキャンパスでの経験が受験生の心に火をつける一助になってくれましたらうれしく思います。自然豊かなキャンパスで皆さんに再びお会いできるのを、関係者一同楽しみにしております。(2023年度運営担当:櫻井宏明 教授)

01開催概要

学部企画(対面開催)

開催日:7月16日(日)

場所:
杉谷キャンパス 各会場
対象:
高校生(既卒含む)及び同伴者(参加者1名につき同伴者は1名まで来場できます。)
実施内容:

A 実験体験コース…定員288名(同伴者含む)

14研究室のプログラムから1つ選択して参加できます。

B 研究室紹介コース…定員550名(同伴者含む)

10研究室の紹介を聴講できます。

申込方法:
申込専用サイトからの予約制(先着順)
A 実験体験コース
B 研究室紹介コース

参加者および同伴者の方は、指定された会場で、案内に従って着席してください。

エアコンの具合によっては寒暖の差がありますので、体温調節しやすい服装でお越しください。

富山大学附属病院への立入りはご遠慮願います。

開催中、ホームページ掲載等を目的とした写真の撮影を行いますことをご了承願います。

11時~13時30分まで、福利棟の 生協食堂(1階)及び売店(2階)がオープンします。

Aコース参加者は、各研究室での実験体験中に昼食をとりますので、必ず昼食を持参してください。

Bコース参加者やA・Bコースの同伴者の方は、生協食堂で昼食(限定メニューのみ)をとることができます。

02A 実験体験コース

研究室で行っている高度な実験を実際に体験できるコースです。

場所:日医工オーディトリアム、各研究室
定員:288名(同伴者含む)

スケジュール

入試案内・模擬講義を行った後、各研究室に移動して実験体験を行います。

同伴者の方は、実験体験に参加できません。

時間 内容 場所
9:30~10:00 受付 日医工オーディトリアム
(定員:288名・同伴者含む)
10:00~10:15 入試案内等(杉谷学務課)
10:15~10:45 講義(学部長)
10:45~16:30

実験体験 (各研究室)

参加者は、研究室で昼食(各自持参)

各研究室

同伴者の方は、日医工オーディトリアムを待機場所としてご利用いただけます。

16:30頃 集合・解散 日医工オーディトリアム

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実験体験プログラム一覧

1生体認識化学

光らせて調べる~バイオ技術の体験~

身体の中にはとてつもない種類の物質が存在しますが、それらの多くはとても小さくて見えません。でもホタルのように光れば、暗闇の中でもどこにいるのかわかります。本コースでは、多くの似たような物質の中で、自分が調べたい、たった1つの物質だけに「光る」目印をつけて解析する方法を体験します。さらにいろいろな「光」を体感しながら、科学分野の解析でよく用いられる光の特性や仕組みを学びましょう。

2薬物生理学

消化管における膜タンパク質の働きをみてみよう!

消化管(胃や腸)は、ストレスの影響を最も受けやすい臓器の一つであり、ストレスにより胃潰瘍や下痢など様々な消化管疾患が発症します。今回は(1)胃酸分泌酵素の働きをピペットや試薬を使って観る、(2)細胞を顕微鏡で覗きながら、イオンを運ぶタンパク質の働きを電流として観測するなど、消化管のミクロの世界について学んでみましょう。

3薬化学

薬品の合成を体験しよう

普段、化学式の形でしか目にすることのない有機化学を、実際に体験していただきます。分子生物学や血液検出の試験で用いられるルミノールを原料から合成し、発光試験を行います。時間に余裕があれば、アスピリン合成、6,6-ナイロン合成、振動反応に取り組んでもらいます。様々な化合物を手に取り反応させ、生成物を取り出すまでの一連の作業を通して、有機化学と、そして大学の研究室の雰囲気を感じてもらえればと思います。

4分子合成化学

くすりをつくろう!

コロナ禍でよく耳にした「アセトアミノフェン」というくすり(解熱剤)をつくって、創薬に欠かせない「有機化学」という学問を覗いてみましょう。アセトアミノフェンはどのような形(構造)をしていて、どのようにしてつくられるのでしょうか。今日は、実際にアセトアミノフェンを合成して、くすりづくりを体験しましょう。また、市販薬からアセトアミノフェンを取り出し、あなたが合成したものと比べてみましょう。

5遺伝情報制御学

遺伝情報発現にかかわるタンパクを見てみよう

私たちの体は、皮膚・筋肉・肝臓・神経など形や機能が全く異なる様々な細胞から構成されています。これらの細胞は全て同じ設計図である「遺伝情報」を持っていますが、遺伝情報の読み方が異なっているために様々な細胞として存在しています。遺伝情報の読み方を決めるのは「転写因子」と呼ばれるタンパクです。皆さんには、遺伝子工学を使って大腸菌で発現させたヒトの転写因子を「電気泳動法」で見てもらいます。

6分子細胞機能学

抗体を検出してみよう!―病原体から体を守るB細胞―

抗体は、B細胞から産生され、ウイルスなどの病原体から私たちの体を守っています。B細胞や抗体は非常に小さく、そのままでは目で見ることはできません。実験では、抗体を可視化することで、1個のB細胞を1個のスポット(点)として検出します。Enzyme-Linked ImmunoSpot (ELISpot、エリスポット)アッセイと呼びます。体を守ってくれる抗体産生細胞を一緒に見てみませんか?

7薬剤学

からだの中の薬の動きを調べよう

この実験体験では、フェノールレッドという色のついた薬を実験動物であるラットに投与し、からだの中でどのようにフェノールレッドが動いていくかを観察して頂きます。さらに、臨床でも処方されているプロベネシドという薬を同時に投与することで、この動きがどのように変化するかの実験も行い、最近話題の”ポリファーマシー”について実感して頂きます。

8実践薬学・医薬品安全性学

薬効・副作用の個人差を解明して治療に活かす

薬の効果や副作用には個人差があるため、有効かつ安全に治療することが重要です。お酒(アルコール)の場合と同様に、薬が体内から消失する速さには遺伝的な影響があり、薬物が体内に長く滞留すると、薬が効きすぎてしまう場合があります。本コースでは、ヒト肝臓にある薬物代謝酵素の遺伝子タイプを調べる実験を体験して頂きます。また、幾つかの事例を参考にしながら、理想の薬物治療について一緒に考えてみましょう。

9薬物治療学

見てわかる!“脳にはたらく薬たち”

私たちの脳は、感情・気分【気持ち】や学習・記憶【物覚え】をコントロールしています。そのため、人間や動物の行動変化を観察することで、気持ちや物覚えの程度を測定することができます。私たちの研究室では、“気持ちを変化させる薬”や“物覚えを変化させる薬”をマウスに投与し、その行動変化を実際にみなさんに観察してもらうことで、脳の働きを見ていただきます。マウスの気持ちが分かるようになってみませんか?

10病態制御薬理学・臨床薬品作用学

糖尿病ってどんな病気?

生活習慣病の代表である「糖尿病」は、血糖値が高くなることで体に様々な合併症を引き起こす病気です。糖尿病の原因とその薬物治療について知識を広げるために、実験動物(マウス)に薬物を投与し、血糖値が変化する様子を観察してみましょう。また、糖尿病の薬物治療の研究に必要な実験技術を体験してみましょう。さらに、未来の糖尿病治療法の開発に挑戦する研究の世界を覗いてみましょう。

11生体防御学(和漢研)

免疫細胞の活性化を発光イメージングで 見てみよう

私たちの身体に備わっている免疫システムは病原体や異常な細胞などの「異物」を認識し、排除する大切な防御機構です。この免疫システムは様々な種類の免疫細胞によって形成されています。これら免疫細胞はいつも同じ状態ではなく、異物を排除するために活性化されたり、強すぎる時には抑制されたりしています。今回の体験ではこの免疫細胞の活性化の様子を、ホタル発光遺伝子を応用したイメージング実験で観察します。

12未病分野(和漢研)

和漢薬はなぜ効くのか?それを調べる方法を学ぶ

和漢薬(漢方薬や生薬)は長い歴史を経て、経験と知恵から産み出された伝統薬です。現在、西洋薬と伝統薬のコンビネーションが求められています。今後、和漢薬の必要性は益々高まっていくでしょう。それでは、未来の薬学研究者の君達は、「どのように和漢薬の研究」を行っていけば良いのでしょうか?細胞やショウジョウバエ、さらには最新の顕微鏡を用いて、「和漢薬はなぜ効くのか?をどう調べるのか」を体験してみましょう。

13天然物化学(和漢研)

薬用資源からの有効成分の単離ってどうやるの?

薬の種を探す方法の一つには、植物や自然の素材から有用な小さな分子を抽出し、薬としての可能性を調べる方法があります。この体験実習では、身近な素材を使って、混合成分を抽出し、カラムクロマトグラフィーという操作を用いて各分子を綺麗にする方法を学びます。これは、実際に研究者たちが行っていることと同じ手順で、薬の開発にもつながる重要な技術です。ぜひ、この実験を通じて、科学の面白さについて学んでみてください。

14複雑系解析分野(和漢研)

生活習慣病発症原因としての遺伝子発現調節異常

生活習慣病は食生活の乱れが発端となり、栄養代謝を制御する遺伝子発現変化とともに機能が損なわれることで発症します。生活習慣病の状態で生じる体の中の栄養代謝に関連する変化(血液成分、病理組織、遺伝子発現など)を解析することで、病態形成のメカニズムを分子レベルで解析しています。今回、大学研究室で行っている最新の研究手法を実際に体験し、生活習慣病の発症メカニズムについて理解を深めてもらいます。

03B 研究室紹介コース

各研究室で行っている様々な研究等について、一度に知ることができるコースです。

場所:講義実習棟(大講義室、202講義室、303講義室)
定員:550名(同伴者含む)

スケジュール

参加者、同伴者ともに3グループに分かれ、指定された会場に入っていただきます。
各研究室の紹介は15分程度です。どの会場も内容は同じです。

グループ 時間 内容 場所
第1グループ 11:30~12:00 受付 講義実習棟 大講義室
(定員:350名・同伴者含む)
12:00~16:00頃 学部・入試案内(杉谷学務課)
研究室紹介(各研究室)
第2グループ 11:50~12:20 受付

講義実習棟 202講義室
(定員:100名・同伴者含む)

12:20~16:20頃 学部・入試案内(杉谷学務課)
研究室紹介(各研究室)
第3グループ 12:10~12:40 受付 講義実習棟 303講義室
(定員:100名・同伴者含む)
12:40~16:40頃 学部・入試案内(杉谷学務課)
研究室紹介(各研究室)

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タイムテーブル

時間 / 会場 第1グループ
(大講義室)
第2グループ
(202講義室)
第3グループ
(303講義室)
12:00~12:20 学部・入試紹介
12:20~12:40 1 生体界面化学 学部・入試紹介
12:40~13:00 2 構造生物学 1 生体界面化学 学部・入試紹介
13:00~13:20 3 植物機能科学 2 構造生物学 1 生体界面化学
13:20~13:30

- 休憩(10分)-

13:30~13:50 4 分子神経生物学 3 植物機能科学 2 構造生物学
13:50~14:10 5 がん細胞生物学 4 分子神経生物学 3 植物機能科学
14:10~14:30 6 医療薬学・保険薬局学 5 がん細胞生物学 4 分子神経生物学
14:30~14:50 7 製剤設計学 6 医療薬学・保険薬局学 5 がん細胞生物学
14:50~15:00

- 休憩(10分)-

15:00~15:20 8 応用薬理学 7 製剤設計学 6 医療薬学・保険薬局学
15:20~15:40 9 臨床薬剤学 8 応用薬理学 7 製剤設計学
15:40~16:00 10 和漢医薬学総合研究所 9 臨床薬剤学 8 応用薬理学
16:00~16:20 10 和漢医薬学総合研究所 9 臨床薬剤学
16:20~16:40 10 和漢医薬学総合研究所

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研究室紹介一覧

1生体界面化学

くすりを運ぶマイクロカプセル

近年、材料を微細に加工・操作するナノテクノロジーを利用した医薬品の開発が注目されています。本テーマでは、薬物を体内で効果的に送達するためのマイクロカプセルとして医薬品や化粧品に用いられる微粒子であるリポソームについて解説します。リポソームの作製法や薬物の封入法などの実例の紹介を通じて、医薬品開発研究に使われるナノテクノロジーを学びましょう。

2構造生物学

薬とタンパク質を見てみよう

薬が効くのはなぜでしょうか。薬の多くは体の中にあるタンパク質にくっつくことで効果を発揮します。今回は薬がタンパク質にくっつく様子をタブレットやスマートフォンを使って見てみましょう。タンパク質をぐるぐる回したり、薬がくっついている部分を拡大したりして、薬がなぜ効くのかを考えましょう。本テーマでは、タンパク質がどんな形をしているのか、どうして薬がタンパク質にくっつくのかを分かりやすく説明します。

3植物機能科学

植物が薬になる成分を作る仕組み

植物が作る化学物質は医薬品や香料、機能性材料として社会生活にとても役立っています。これらはもともと、植物が外敵から身を守るために作っているものを人類が利用しています。では、どのように植物が我々の役にたつ成分を作っているのか、実際の研究例をあげて説明します。また、香りも重要な薬効成分ですが、香りをもたらす成分を植物がどこに蓄えているのかも説明します。

4分子神経生物学

可視化技術で知ろう記憶の基本ユニット

学習記憶の基本ユニットの代表選手は、脳にある神経細胞です。神経細胞は複雑な「かたち(形態)」をしており、形態異常が脳の病気の原因とも考えられています。したがって、かたちが変化する仕組みを知ることは非常に重要な研究のひとつです。みなさんには、蛍光タンパク質や免疫染色によって光る神経細胞を観てもらい、神経細胞の「かたち」を知ってもらいます。また最後に研究室で過ごす学生の1日スケジュールを紹介します。

5がん細胞生物学

がんと薬の戦いをみてみよう!

がん細胞は正常細胞とちがってなぜ無秩序に増えるのか?近年、その原因となる「がん遺伝子」と呼ばれる司令塔があることがわかってきました。今回は、肺がん細胞の司令塔から発せられる細胞分裂の引き金となる情報をとらえ、それに対する最新の抗がん剤の効果をタンパク質の変化として検出することによって、抗がん剤に関する理解を深め、がん治療の未来を考えます。

6医療薬学・保険薬局学

時間治療を考えよう!

果物に「旬」があるように、様々な病気には1日の中で悪化する時間帯があります。また、それらを治療する薬にも「使い時(最適な投薬時刻)」があり、最適な時刻に薬を投薬すると、効果の上昇や副作用の低下を期待できます。皆さんには、1日の中で悪化する時間がある病気を紹介し、治療薬を最適な時刻に投薬したときの効果や副作用の違いを紹介します。

7製剤設計学

サッと溶ける錠剤を観察しよう

医薬品には有効成分だけでなく、添加物が含まれています。添加物は、製品化を容易にする、品質の安定化を図る、有用性を高めるなどの目的で、ほとんどすべての医薬品に使用されています。本テーマでは、医薬品に用いられる添加物を組み合わせて錠剤を作成しました。その錠剤が水の中でサッと溶ける様子を観察し、添加物の役割を実感してみましょう。

8応用薬理学

魚を使って脳の病気を理解しよう

アルツハイマー病や脳卒中などの脳の病気は、治療後の経過あるいはその見通しが良くない深刻な病気が多くあります。しかし、満足な治療が必ずしも行われておらず、有効な治療法の開発が求められています。私たちの研究室では、様々な脳の病気のうち脳梗塞に焦点をあてた研究を進めており、その研究には小型の魚類であるゼブラフィッシュを使用しています。実際の魚を見てもらいながら、これらの研究の一端を紹介します。

9臨床薬剤学

15分で分かる富山大学附属病院薬剤部の魅力

私たちの研究室は、将来、薬剤師として働きたい方にも、創薬研究者になりたい方にとっても、とっても魅力的な研究室です。病院内で薬剤師は、病棟以外でもがん化学療法、栄養サポート、緩和ケアなど多くのチームに参画し、薬の専門家として活躍しています。また、研究室では、学生の皆さんと希少疾患(難病)に対する治療薬の開発と、科学的エビデンスに基づいた化粧品を開発することを目標に日々努力しています。今日はその様子を皆さんにご紹介します。

10和漢医薬学総合研究所

和漢医薬学総合研究所で研究してみませんか?

和漢医薬学総合研究所(和漢研)は富山大学に附置された研究所で、現代の科学技術によって和漢薬をはじめとする伝統医学や伝統薬物を科学的に研究し、東洋と西洋の医薬学を融合することで新しい医薬学体系を構築することを使命としています。富山大学薬学部に進学すると3年生後期の研究室配属の際に和漢研の各研究領域を希望して配属されると各研究室で卒業研究が行えます。和漢研でどの様な研究が行われているかハイライトで紹介して、皆さんからの質問などあればお答えします。

04申込方法

申込期間

6月12日(月)8:00 ~ 6月30日(金)17:00

オープンキャンパスは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

「富山大学オープンキャンパス2023特設サイト」へ

富山大学オープンキャンパス2023特設サイト

お問い合わせ先

富山大学 杉谷キャンパス
杉谷地区事務部学務課(入試担当)

076-434-7434(平日9:00~17:00)

薬学部マスコットキャラクター

お問い合わせに対する回答や申し込み内容の確認などにおいて、本学からメールをお送りする場合がございますので、メールが受信されるよう、着信設定の変更をお願いします。

05アクセス

路線バス

富山大学杉谷キャンパスへは、富山駅から富山大学附属病院行きの路線バスが運行しています。当日は、平常の運行に加え、臨時バスを運行します。

バスの所要時間:約30分、運賃:片道460円(えこまいか利用時 410円)
Suicaなど共通系カードは使えません。

「路線バスの乗り方」

「富山駅南口3番のりば」

《行き》

「富山駅前」→「富山大学附属病院」
〈富山駅南口3番のりば〉

臨時便(直行)
7:55、8:05、8:25、8:40
9:55、10:10、10:25、10:40、10:55、11:10
平常運行便(休日)
7:15、8:15、9:15、10:15、11:15

路線バス(休日)時刻表

《帰り》

「富山大学附属病院」→「富山駅前」
〈富山大学附属病院バスのりば発〉

臨時便(直行)
オープンキャンパス終了に合わせ、
16:30から増発運行します。
平常運行便(休日)
14:45、15:45、16:50

路線バス(休日)時刻表

会場案内図

車でお越しの際は、案内図に示す駐車場(無料)をご利用できますが、駐車スペースには限りがございます。(指定の駐車場以外に駐車した場合は、有料となります。)

無料駐車場から会場までは、徒歩で10~15分、バス停から会場までは、徒歩で約5~7分です。

↓画像クリックで拡大します。

杉谷キャンパス会場案内図

会場案内図 [PDF, 0.99MB]

杉谷キャンパスへのアクセス

杉谷キャンパスへのアクセス方法は、下記のページをご覧ください。

アクセス

06よくある質問

オープンキャンパスについて

Q1
申し込みしていなくても参加できますか?
A1
完全予約制のため、参加申し込み専用サイトによる事前申し込みをお願いします。
Q2
どのような服装で行けばよいですか?
A2
服装は自由です。エアコンの具合によっては寒暖の差がありますので、体温調節しやすい服装でお越しください。
Q3
車で行ってもよいですか?
A3
自家用車による来学は可能です。但し、無料駐車場の駐車スペースには限りがございます。
Q4
宿泊施設を紹介していただけますか?
A4
宿泊のご案内はしておりません。下記ホームページをご参照の上、お問い合わせください。
富山市の観光公式サイト「富山市内のお宿」
Q5
入試過去問題はもらえますか?
A5
富山大学のウェブサイト上で過去3年分の入試過去問題を閲覧することができます。詳細は、下記ウェブサイトのページをご覧ください。
過去問題
Q6
オープンキャンパスに参加できない場合、他の日に見学できますか?また、資料はいただけますか?
A6
事前に杉谷地区事務部学務課にお問い合わせください。
杉谷地区事務部学務課  076-434-7434(平日9:00~17:00)
資料の郵送を希望される場合は、下記ウェブサイトをご参照のうえ、お申し込みください。
入試関連資料の請求
Q7
急に当日欠席する場合や開始時間に遅れそうなときは、どうしたらよいですか?
A7
やむを得ず当日欠席することになった場合や遅刻しそうなときは、ご連絡ください。
富山大学杉谷キャンパス 076-434-2281(代表)
Q8
オープンキャンパスで忘れ物をしたのですが?
A8
忘れ物がある場合は、担当者が保管いたします。お問い合わせ先にご確認ください。
杉谷地区事務部学務課  076-434-7434

富山大学薬学部について

Q1
薬学科と創薬科学科の違いについて教えてください。
A1
薬学科は6年制で「くすり」をつかうスペシャリスト(薬剤師)を養成しています。創薬科学科は4年制で「くすり」を創るスペシャリスト(創薬研究者)を養成しています。いずれの学科でも、医療に貢献するという意識を強く持った、高度な人材養成を行なっています。
Q2
どのような研究室がありますか?
A2
薬学部では、物理系、化学系、生物系、医薬品系、医療系の研究をおこなっている約20研究室があり、各分野間で相互連携した薬学研究を行なっています。さらに、和漢医薬学総合研究所では資源開発、病態制御、複雑系解析、未病、国際共同研究の各分野12研究室が連携して研究を行っています。詳しい研究内容は薬学部ウェブサイトをご覧ください。
Q3
大学に入学するまでに何を勉強しておいたら良いですか?
A3
「くすり」を創り、理解し、正しく使うためには、物理学、化学、生物学などの広範で多様な学問分野を学ぶ必要があります。また、どのような分野で活躍するにしても、語学力が必要不可欠です。したがって、大学入学後の多様な勉学に備えて、入学までに化学、物理、生物、数学、英語、国語などの幅広い基礎学力を身につけて、苦手な科目を作らないように努めてください。
Q4
富山大学薬学部の特徴は何ですか?
A4
1、2年次には医学部生(医学科、看護学科)と合同で受ける授業がいくつかあり、他の医療系学生との交流ができます。例えば「医療学入門」という授業では、医学科生、看護学科生、薬学科生、創薬科学科生が混成したグループで議論する機会があり、他学科の学生の考えを聞くことができます。また、富山のくすりの歴史を学ぶことができる「富山のくすり学」や、富山県の製薬企業との連携による「製薬企業概論」などにより、「薬都とやま」を実感することができます。さらに、東西医療について学ぶ「東西医薬学」、和漢薬について学ぶ教育プログラム「和漢薬コース」が設置されるなど、富山大学薬学部ならではの魅力的な授業がたくさんあります。
Q5
薬学部ではどのようなことを勉強するのですか?
A5
薬学は、物理学、化学、生物学などの基礎学問が基盤となった上で、薬学独自の衛生化学、薬剤学、薬理学、薬物治療学を学んでいきます。薬学科では、病院や薬局での臨床実習もあります。1年次は教養教育科目や語学の授業が中心となりますが、2年次以降は薬学の専門的な分野について詳しく学びます。また、1~2年生までは様々な分野の実習があり、3年次以降は研究室に配属されて卒業研究も開始され、実験を行う機会が多くあります。
Q6
薬学部は実習や試験・レポートなどでとても忙しく、自分の時間が持てないと聞いたことがあります。本当でしょうか?
A6
薬学部では、国が定めたカリキュラムを網羅した上で大学独自の教育が実施されるため、多くの講義・演習・実習があって、理学部や工学部など、他の理系学部と比較すると忙しいかもしれません。しかし、薬学部学生の多くは、忙しい中でも時間を効率的に使い、勉学とサークルや部活動、アルバイトを両立させており、大学生生活を満喫しています。
Q7
富山大学薬学部の学生は、富山県やその近隣出身者が多いですか?
A7
もちろん、富山県やその近隣の出身者が一定数いますが、入学生は全国から集まってきています。

キャンパスライフについて

Q1
どのような部活やサークルがありますか?
A1
約50種類の運動部や文化部があり、学生は興味のある部活動にそれぞれ所属しています。中には2つ、3つの部活動を掛け持ちしている学生もいます。主に杉谷キャンパスで学んでいる医学科生、看護学科生、薬学部生が合同で活発に活動しています。また、五福キャンパスと合同で活動している部活動もあります。
Q2
富山は住みやすいですか?
A2
富山は四季がはっきりしており、海や山が近いことから海水浴やスキーといった季節のレジャーが楽しめます。また自然も豊かであり、のびのびと勉学に励むことができるのではないかと考えられます。

進路・就職先について

Q1
創薬科学科卒業生の就職先はどのようなところがありますか?薬剤師免許をもっていないので、就職に不利でしょうか?
A1
創薬科学科として学部を卒業した方は、そのまま製薬企業の製造部門等に就職する場合もありますが、ほとんどの卒業生は大学院に進学し、さらに高度な創薬科学を学びます。創薬科学科卒の大学院生(博士前期2年の課程)は製薬企業の研究・開発職などに就職しています。製薬企業等では、新入社員に薬剤師免許取得を必要要件としておらず、むしろ創薬研究を学んだ期間を重視しています。したがって、薬剤師免許を持っていないからといって、就職に不利になることはありません。
Q2
薬学科卒業生は薬剤師以外にどのような職に就けますか?
A2
MRや開発職、生産技術職などとして製薬企業に就職する人や、薬事行政を担う公務員として就職する人もいます。製薬企業等の医薬品製造所では、管理薬剤師の配置が義務付けられています。また、保健所など薬事関係の行政職でも薬剤師が必須です。病院・薬局に限らず、薬剤師には幅広い活躍場所があります。
Q3
製薬企業に就職する場合、薬学部と理学部で何か違いはありますか?
A3
理学部は化学科や生物学科といったように専門的な内容に分かれ、専門分野を深く学びますが、薬学部は専門分野を限定せずに、化学、生物学を含む生命科学に関する幅広い知識を身に付けることができます。特に薬に特化した講義:薬剤学、薬理学、生薬学、薬物動態学、薬学経済学、薬物代謝学などを受講することができ、他学部出身者よりも数歩進んだ、くすりのスペシャリストを目指します。