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遠久朶寮生集いの会について

(32年卒)大 杉 光一郎

富山市岩瀬浜に聳え立つ?、今は無き私達の住処を偲ぶことを常に考えていましたが、平成13年11月17日(土)に待望の遠久朶寮生集いの会を開催することができました。 富山薬窓会首都圏支部総会に出席すると周囲の先輩・後輩が遠久朶寮にて学生時代を過ごした人が多くて自然に寮時代の話になり昔を懐かしむことが多いことから、一度遠久朶寮生集いの会を結成すればとなり、誰が企画するかの問題で4〜5年が過ぎてしまいましたので、平成13年には何とか作ることを考えなければと思い、小生が音頭とりとなり各学年の方に依頼し、同期の方で遠久朶寮で生活をした人の名簿作成に入りましたところ、全国で約200名位(完璧のものでない)の寮生がいることが判りました。遠久朶寮は、何年頃から存在したかは不明ですが第37回卒業生(昭和24年)から第56回卒業生(昭和44年)までを現在把握しております。

名簿が完成したので開催時期の決定を考える必要があり、平成13年中に開催することを考え、アンケートにより11月17日に決定しました。開催会場は、どこにしようかと思いましたが、日本橋が東京の薬業界の中心でもあり、交通の便も良好であると考え、日本橋の[千疋屋総本店]に設営し、連絡の範囲をどこまでにするかと思案しましたが、とりあえず首都圏在住者にて会合を持って、その後のことは、のちほど検討することにして、首都圏在住者約70名に案内状を発送させて戴きましたところ30数名方から出席のご返事を頂戴し、勇気づけられ遠久朶寮生集いの会を開けたことを感謝しております。 会合は、川上氏pにお願いし、開催の挨拶を上塚氏fに戴き会を始め、その後卒業順に思い出を各人が語り、昔の懐かしさを思い出しながら、古き良き時代の学生生活をかみしめながら談笑の花が咲き賑やかに会は進行して行きました。

出席者は年配者が多く、若い人[若い人でも60歳近い]が少なかったのは残念でした。54回〜56回卒業生は寮の廃止問題もあったようです。

しかし、出席者は皆今は無き遠久朶寮を偲んでその時代に帰ったような感じがしました。談笑の中で同じような会話がありました。「それは我々の学生時代は遠久朶寮の生活がすべてであった。」寮の生活がなかったら学生生活の楽しみも半減したのではないか?。古い写真を新しい技術で拡大した写真を回覧して思い出を楽しんでいましたし、何十年ぶりに見た自分の変化に驚いている人もあり、その時々の光景を見ていると楽しみが沸いて来ました。

兎角第1回目の遠久朶寮生集いの会は盛会裏に終わり、校歌を斉唱して、又再会を約束して散会しました。次回は平成14年に第2回目の会合を持ちたいと思っております。次回は開催地は東京を考えていますが、案内状は全国の寮生にお送りするつもりでおります。名簿が完全ではないですので、この文章を読まれて自分も遠久朶寮の生活を1日でもしたことがある方はご連絡ください。 まとまりのない文章となりましたことをお詫び申し上げます。

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