<戻る>

薬窓会のホームページ

(48年卒)中 西 憲 幸

インターネットの急速な普及により、ホームページの充実が著しい。医療関係では病院のホームページは従来、看板的な意味合いのものが多かったが、最近のものは、患者さんを見据えて、病院へのアクセスから診療内容まで非常にわかりやすく作成されている。病院のホームページの充実度と医療の質は異なるとは思うが、よくできたホームパージをみると、病院の医療に対する姿勢がうかがえ、受診してみたくなる。

製薬会社もほとんどの会社がホームページを作成しており、一般向けのページと医療関係者向けのページを有しているところが多い。医療関係者向けのページは医療用医薬品に関する情報が掲載されているため、IDとパスワードで管理されている。個々の会社のIDとパスワードを覚えておくのは煩雑であるため、ソニーコミュニケーションネットワークが運営する医療関係者のホームページ「My Medipro」の会員(無料)になり、そのIDとパスワードでアクセスすると、提携している約40社の製薬会社のページを自由にみることができる。

一方厚労省が運営している医療情報提供ホームページでは、医療用医薬品の添付文書情報や厚労省からだされた安全性情報はフリーにアクセスできる。そのため、製薬会社の医療関係者のホームページも医療関係者であることにサインをすれば、IDとパスワードなしにアクセスできるところが多くなってきた。 さて、首都圏の薬窓会のホームページは2年前にドラフトが出来上がり、総会で発表されたが、その後諸般の事情により、富山医科薬科大学のホームページの中にある富山薬窓会には提携できていない。

この間に、富山薬窓会のホームページもリニューアルされ、新たに支部便りのコーナーも開設された。支部便りは遠久朶に掲載された各支部の11年総会のことが書かれているだけである。しかし、大阪支部が発展した近畿支部では、近畿支部の誕生と薬窓会サロン(仮称)の提案が掲載されており、首都圏支部より一歩先を越された。これに刺激を受けて、首都圏支部でも大急ぎで首都圏支部便りに、今年度の首都圏遠久朶を掲載する。この原稿を書いている現在はまだ未掲載であるが、今年度の首都圏遠久朶をみられている頃には、必ず掲載されていることをお約束する。

<戻る>