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ごあいさつ

首都圏支部長 (42年卒)庄 司 孝 市

富山薬窓会首都圏支部の皆様、21世紀初めの年を迎えいかがお過ごしでしょうか、各分野でご活躍のことと存じます。私は昨年7月より支部長をさせていただいている庄司でございますが、紙面を借りて一言ご挨拶申し上げます。

言うまでもなく昨年から今年にかけては国際的には米国での貿易センタービルの爆破やそれに続くアフガニスタンの空爆は世界の人にも衝撃を与え経済的にも大きな損失となりましたが、宗教の絡む問題は難しいことを痛切に感じさせられました。また日本でも株価低迷と引き続く経済不況、小泉政権延生と外務省問題、狂牛病とその後の企業の不正問題とあまり楽しくないニュースの多い時期でもありました。

この小雑誌を見る人の中にも比較的多くの人に関連することとして、医療制度の抜本改革の問題があります。常に最初は抜本改革で始まるが最後は数字合わせの薬価削減で帳尻を合わせて終了します。世の中に大勢の人間が住み、多くの意見があるということは大変難しいことであります。

しかし世の中は動くものの毎年同じ頃に桜が咲き、秋に稲が実り、冬に雪が降るという自然の流れに変化がないことはうれしいことであります。私自身も自然に心をうつし静かな気持ちで毎月を過ごしたいと思う今日この頃です。 今年の総会は昨年同様大手町に新装なった産経会館を用意してございますが、皆様には是非ご出席いただき、同窓あるいは同級の絆を強めて頂ければ幸いと思っております。

 

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