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【プレスリリース】強心剤が「がん転移の根源」となる細胞を封じる新機構に関する研究成果が『Cell Death & Disease』に掲載されました

薬物生理学の研究成果「Digoxin promotes anoikis of circulating cancer cells by targeting Na+/K+-ATPase α3-isoform」が英国科学誌「Cell Death & Disease」に掲載されました。本論文はオープンアクセスのため、どなたもご覧いただくことができます。

富山大学学術研究部薬学・和漢系薬物生理学研究室の藤井拓人講師、酒井秀紀副学長、本学医学系 消化器・腫瘍・総合外科の藤井努教授、附属病院 診療指導医 消化器外科 沼田佳久医師らの研究グループは、強心剤ジゴキシンが、がん患者の血液中を移動する「血中循環がん細胞」を排除し、がん転移を抑える新たな機構を発見しました。この研究成果は、がん転移の根源となる血中循環がん細胞に対する新たな治療戦略の開発につながることが期待できます。

本成果は、2025年5月13日にプレスリリースされました。

【雑誌名】
Cell Death & Disease
【論文名】
Digoxin promotes anoikis of circulating cancer cells by targeting Na+/K+-ATPase α3-isoform
【著者】
Yoshihisa Numata, Takuto Fujii*, Chihiro Toda, Tomoyuki Okumura, Takahiro Manabe, Naoya Takeda, Takahiro Shimizu, Yoshiaki Tabuchi, Tsutomu Fujii*, Hideki Sakai
【DOI】
10.1038/s41419-025-07703-z (オープンアクセス)
【論文詳細】

Cell Death & Disease

プレスリリース (強心剤が「がん転移の根源」となる細胞を封じる新機構を発見 - 富山大学)

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