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OX40リガンドタンパク質による免疫制御に関する成果が『Frontiers in Immunology』に掲載されました

分子細胞機能学研究室の研究成果「Generation and Characterization of OX40-Ligand Fusion Protein That Agonizes OX40 on T-Lymphocytes」が『Frontiers in Immunology』に掲載されました。本論文はオープンアクセスのため、どなたもご覧いただくことができます。

分子細胞機能学研究室の佐藤綾香博士後期課程学生、分子細胞機能学研究室の学部学生、修士課程学生、宗孝紀教授ら研究室員および東北大学の石井直人教授らの研究グループは、抗体Fc—短鎖TNF リガンドタンパク質であるFc―scOX40Lなどをはじめとする複数種類の可溶型OX40リガンド (OX40L) タンパク質を作製し、これらのリコンビナントタンパク質がT細胞の活性化を効率的に誘導できることを明らかにしました。本研究成果は、TNF補助刺激受容体を標的にしたがん治療薬やワクチンなどの創薬に繋がると期待されます。

なお、本研究は本学『富山大学次世代研究者挑戦的研究プログラム・SPRING事業』の支援学生である佐藤綾香さん(現 大学院総合医薬学研究科 先端薬科学プログラム 博士後期課程1年)が中心となり、遂行された成果になります。

富山大学次世代研究者挑戦的研究プログラム・SPRING事業

【雑誌名】
Frontiers in Immunology
【論文名】
Generation and Characterization of OX40-Ligand Fusion Protein That Agonizes OX40 on T-Lymphocytes
【著者】
Ayaka Sato, Hodaka Nagai, Ayano Suzuki, Aya Ito, Shimpei Matsuyama, Nagito Shibui, Masashi Morita, Mari Hikosaka-Kuniishi, Naoto Ishii, Takanori So
【DOI】
10.3389/fimmu.2024.1473815(オープンアクセス)
【論文詳細】

Frontiers in Immunology

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