大学院・学部

薬学部附属薬用植物園

薬用植物園 イメージ

杉谷キャンパスの一角に薬学部附属薬用植物園があります。薬学部およびその前身となる学校とともにこの植物園も引越しを繰り返し、総曲輪、奥田、寺町、杉谷と移転してきました。ここで栽培されている薬用植物は約2000種類で、所有数は、全国の薬用植物園の中でもトップレベルの所有数です。薬用植物というと多くの方々は「漢方薬」をイメージされるかもしれませんが、風邪薬から抗ガン剤まで様々なクスリが植物細胞内で作られることから、ひとつひとつの植物がそれぞれ小さな化学工場であるといえます。「2000種類の薬用植物を持っている」ということは「2000種類の薬を作る合成能力を所有している」ということになるわけです。
堅い話はこのぐらいにしましょう。薬用植物園はキャンパスのグリーンゾーンとしての役割も果たしており、天気の良い日には教職員や学生が園内を散歩している姿をよく見かけます。通常の植物園とは異なり、薬草園に栽培されている植物は観賞価値がそれほど高くないものも含まれています。それでも、季節ごとのそれぞれの彩りは十分に目を楽しませてくれますので、ぜひ皆様も一度訪れてみてはいかがでしょう。うまくいけばウサギやタヌキといった植物園の居候たちに遭遇するかもしれません。(黒崎文也)